【Photo : FIVB】
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2023女子ファイナルラウンドアメリカ大会がスタート。女子日本代表(FIVBランキング8位)は現地7月12日(水)にアメリカ(同1位)と準々決勝を戦い、1-3で敗れてベスト8で大会を終えた。
日本は予選ラウンド7勝5敗の7位でファイナルラウンドに進出。準々決勝の相手は予選ラウンド2位のアメリカで、予選ラウンド第2週ブラジル大会で対戦した際には3-2で勝利していた。
第1セット、日本は石川のサービスエース、和田のブロックで先行する。しかし、東京2020オリンピック金メダリスト、アンドレア・ドルーズのサーブやバックアタックなどでアメリカにリードを許す。日本は一時15-20と5点差まで広げられるが、石川に代わった井上の得点で1点差まで追い上げ、山田のブロックで23-23の同点に追いつく。しかし最後はアメリカに逃げきられセットを落とした。
第2セットの日本は、アメリカの強力な攻撃を粘り強く拾うものの、先行を許す。しかし、和田のスパイクで12-11と逆転に成功した。そのあと日本にミスが出て逆転を許すと中盤に15-18と突き放されセットを奪われた。
第3セット、あとがなくなった日本だが、アメリカのミスや井上のバックアタックなどで6-3とリード。古賀や宮部のブロックなどで得点を重ねて点差を広げ、そのままセットを奪い返した。
第4セットは、アメリカのエイブリー・スキナーの得点でアメリカに6-2とリードされる。ホームの会場で大声援を受けて躍動するアメリカの攻撃を食い止めることができず、点差を広げられた日本だったが、和田のバックアタック、井上のコート奥に落とす技ありのフェイントなどで18-21まで点差を縮める。しかし、再びアメリカのブロックに捕まり離されると18-25でセットを落として敗れた。
日本は昨年と同じくファイナルラウンド準々決勝での敗退となった。
■バレーボールネーションズリーグ2023女子ファイナルラウンドアメリカ大会
準々決勝
日本 1-3 アメリカ
(23-25,21-25,25-18,18-25)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、石川、宮部、古賀、和田、山田、リベロ西村
■日本のトップスコアラー(上位3人)
和田 14得点(アタック13得点、ブロック1得点)
井上 12得点(アタック12得点)
古賀 10得点(アタック8得点、ブロック1得点、サーブ1得点)
宮部 10得点(アタック5得点、ブロック5得点)
※FIVBランキングは試合前時点
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