第1回アジアU16男子バレーボール選手権大会の3日目、U16男子日本代表は7月24日(月)に予選ラウンド最終戦で中国とタシケント(ウズベキスタン)で対戦し、3-1で勝利した。この結果、日本は予選ラウンド2勝1敗のC組2位で1-8位グループの2次ラウンドに進んだ。
対戦した中国は、ここまで日本と同じ1勝1敗。お互いに上位グループで2次ラウンドに進むためには負けられない戦いとなった。日本は、ここまでスタメンでの起用がなかった新山明と松元空星をスタメンで起用。新山が18得点、松元が10得点をそれぞれあげる活躍で勝利に貢献した。
アジアU16男子選手権大会は今年新設された大会。当初は15チームが参加予定だったが、12チームに変更となった。出場12チームが4組に分かれ、総当たり戦を行ったのち、各組上位2チームが2組に分かれ、予選ラウンドで対戦しなかった2チームと戦う。そこでの勝敗に基づいてセミファイナルラウンド、ファイナルラウンドを行って順位を決定。予選ラウンド各組で3位以下だった4チームは総当たり戦を行い、9-12位を決定する。
C組2位で2次ラウンドに進出した日本は、ウズベキスタン(A組1位)、カザフスタン(A組2位)、イラン(C組1位)と同じE組に入った。日本は、26日(水)にウズベキスタンと、27日(木)にカザフスタンとそれぞれ対戦。予選ラウンド同組のイランとは対戦しない。
試合結果は下記の通り。
【アジアU16男子選手権大会出場選手】
■予選ラウンド最終戦 7月24日(月)
日本 3-1 中国
(25-16,21-25,25-18,25-23)
■中国戦の第1セットスターティングメンバー
長井、岩田、堀江、松元、新山、吉田、リベロ岩野
【アジアU16男子選手権大会出場選手(12人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前/所属/身長/ポジション>
1 岩田怜緯/中之口中3年/186cm/OH ※キャプテン
2 新山 明/学業院中3年/180cm/OH
3 草野 烈/浅井中3年/182cm/OH
4 堀江武琉/愛知工大名電高1年/190cm/MB
5 吉田将大/市立尼崎高1年/189cm/MB
6 佐藤大志/東北高1年/186cm/MB
7 松元空星/日南振徳高1年/193cm/S
8 長井慶介/雄物川高1年/176cm/S
9 辻 淳志/星城高1年/186cm/S
10 松田陸空/龍田中3年/185cm/OH
11 福島 諒/岩倉南部中3年/186cm/OP
12 岩野泰雅/朝日中3年/180cm/L
【監督】藤田高教(宇部中央高)
※吉田将大の吉の字はつちよし
【関連記事】
アジアU16男子選手権 日本はサウジアラビアにストレートで勝利 予選ラウンド1勝1敗に
アジアU16男子選手権 草野烈が30得点の奮闘も日本は初戦でイランに敗戦
男子U16日本代表の岩田怜偉と草野烈が今冬にイタリアで誓った成長「僕らの世代。中心として、しっかりと」