令和5年度近畿高等学校バレーボール優勝大会兼第76回6人制バレーボール高等学校男女選手権大会(男子)は7月25日(火)に大会3日目を迎え、準決勝、決勝が和歌山ビッグホエール(和歌山)で行われた
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前回大会王者の昇陽高(大阪)が、失セット0で頂点に立った。準決勝でインターハイ王者の東山高(京都)を下し、迎えた洛南高(京都)との決勝。第1セットは先にセットポイントを奪われるも、大鍋勇馬のクイックなどで踏ん張り、29-27と逆転した。続く第2セットは持ち味の堅い守りでボールをつなぐと、サウスポーエース小山海皇に頼らない攻撃を展開。25-13で危なげなく取った。
昇陽高は3月の全国私立高等学校男女選手権大会(さくらVOLLEY)で初優勝。公式戦では高校生相手にここまで無敗で、8月7日(月)に開幕するインターハイ本戦に挑む。
準優勝の洛南高は、ともに最高到達点340㎝超えの中上烈、草野叶嶺の両エースを軸に、スケールの大きな戦いを見せた。大舞台を逃したなかでセンターコートを戦った経験は、秋に向けて大きな財産になるだろう。
ベスト4には東山高と清風高(大阪)が入った。インターハイで連覇が懸かる東山高は、本戦までにいかにチームの結束力を高められるか。春高出場を目指す清風高は、勝負どころで打ちきれるスパイカーが成長できるか。それぞれ宿題を持ち帰った。
昇陽高 優勝コメント
齊藤拓海キャプテン
「絶対に負けられないと思いながらやっていて、去年よりもプレッシャーはありましたが、勝ちきることができてうれしいです。でも、僕たちが目指しているのはインターハイ優勝なので。失セット0で日本一になれるように、全員で勝ちにいきます」
25日の試合結果
【準決勝】
昇陽★ 2(25-19、26-24)0 東山★
洛南 2(25-18、26-24)0清風
【決勝】
昇陽★ 2(29-27、25-13)0 洛南
文・写真/田中風太(編集部)
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