マシンガンズの西堀亮さん あきらめずタネをまき続ければいつか花開く。~わたしとバレーの話スピンオフ前編~
- SV男子
- 2023.08.02
「THE SECOND」で準優勝し、大活躍中の西堀亮さん(マシンガンズ)
バレーボールと縁のある方に「あなたにとってバレーボールとは」というテーマでお話を伺う月刊バレーボールの人気連載「わたしとバレーの話」。
今回はWeb版の特別編。本誌とはテーマを変えて「バレーボールで培った経験が今にどのように生かされているのか」を、マシンガンズの西堀亮さんに伺いました。
5月に行われた漫才の大会「THE SECOND」で見事準優勝となった西堀さん。実は中学、高校とバレーボール部に在籍し、Vリーグも熱心に観戦してきたバレーボールファンなんです! 「THE SECOND」終了翌日の凱旋ラジオとなった「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」でも、バレーボールの話題が飛び出して…。今回は、ご自身のバレーボール歴に加えて、競技を通じて学んだこと、バレーボールの魅力などをたっぷりお話しいただきました。
——西堀さんとバレーボールとの出会いは?
西堀 中学、高校とバレーボール部に入っていました。
ちょうど中学に入学するとき、バレーボール部だった女の子のいとこがいて、北海道でも全道大会に出るくらい強かったんです。それを見て“おもしろそうだな”と。そのまま高校に入っても続けました。
今、身長175cmあるんですが、173cmくらいまでは身長が伸びるのが早くて(笑) 中学生にしては身長が大きかったのでセンター、今でいうミドルブロッカーでした。高校もその流れでミドルをやりました。小さかったですけどね。
実は、初めてのバレーボール観戦は小学校時代。札幌まで大会を見に行った記憶があります。小柄でジャンプする佐藤伊知子さん(元・日本代表)のプレーを覚えています。そのころから女子バレーはボールが落ちなくてラリーがおもしろいな、と思っていたんです。
高校を卒業してしばらくバレー熱は冷めていたのですが、エレファントジョンというコンビを組んでいた森枝くん(ガッテン森枝氏)がバレーボール大好きだったこともあり、誘ってくれて見に行くようなったら、その魅力にとりつかれて…。春の高校バレーも見に行きました。
当時は月刊バレーボールも買っていて、そうするとVリーグだけではなく、高校バレーの情報も知りたくなってくるんですよ。「そうか、東京の女子には4つ強い高校があるのか…。八王子実践、共栄学園、下北沢成徳、文京学院大女…」なんていろいろな知識も増えていきました。そのころ、たまたま葛飾区でロケのお仕事があったのですが、共栄学園を見つけて僕一人だけ「おー、ここが共栄か!」って、興奮したりしていましたね。周りのみんなは興味ないのですが(笑)