マシンガンズの西堀亮さん あきらめずタネをまき続ければいつか花開く。~わたしとバレーの話スピンオフ前編~
- SV男子
- 2023.08.02
Vリーグから日本代表まで心を揺さぶられた試合はたくさんある
――印象に残っているシーンや出来事は?
西堀 Ⅴリーグでは、久光スプリングスが強すぎたという印象があります。鬼みたいな時期、ありましたよね(笑) どうやれば勝てるんだろうって、攻略法を考えたりしていました。あのときの久光はオーラもすごくて。控えの選手が出てきてもそん色なくて、選手層も厚かったですから。
あとは、岡山シーガルズの河本(昭義)監督も印象に残っています。僕がバレーボールを見始めたころ、宮下(遥)選手はまだ高校生だったのかな? 生意気ですけど僕も、自分の選手という感覚で(笑) 身長もあるし、いいセッターになるだろうな…、絶対に日本の女子バレーのために育ててほしい、と思っていました。
日本代表の試合では、木村沙織選手がエースで大活躍したロンドンオリンピックで銅メダル。いちばん印象に残っているのは中国に勝った試合で、あの試合は江畑(幸子)さんが大活躍して、3位決定戦の銅メダルポイントは迫田(さおり)さんでしたよね。迫田さんは前衛よりバックアタックのほうが得意というのもすごく不思議でしたし、“そんな選手いるんだ”とびっくり。助走を長くとって、ジャンプして前に跳んでもいいからですかね…? バレーボールを見ながら、そういうことを考えるのも楽しい。
観戦しているときにも、多少なりプレーしていたからこそわかるすごさもあります。自分の真後ろからトスが上がってきて、それを打ち切るとか、あのすごさは、プレーしていた人間だとすごくよくわかると思います。日本代表やⅤリーグの選手はいとも簡単にプレーするからあまり伝わらないかもしれないんですけど、あれはなかなかできないですよね。かっこいい。
西堀 亮(ニシホリ・リョウ)
お笑い芸人。1974年10月4日生まれ、北海道出身。滝沢秀一と共に1998年にお笑いコンビ・マシンガンズを結成。バラエティ番組のほか、俳優としても活躍。今年5月に行われた漫才の大会「THE SECOND」で準優勝となり注目を集める。芸人だけでなく、一般社団法人発明学会に所属し、発明品を開発。商品化された「靴丸洗い洗濯ネット」が発売中
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