令和5年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2023)女子の競技がスタート。予選グループ戦が8月2日(水)に北海道釧路市などの2会場で行われ、就実(岡山)は福岡女学院(福岡)に2-0で勝利。決勝トーメント進出を決めた。
■予選グループ戦女子 第6組第2試合
就実(岡山)2-0 福岡女学院(福岡)
(25-16,25-16)
就実が、準優勝した昨秋の国体以来で全国大会に登場した。今年1月は春の高校バレーに出場したものの、新型コロナウイルス感染症の影響で試合をすることはかなわなかったチームが、予選グループ戦で力を発揮して快勝した。
第1セット、序盤は両チームとも硬さが見られるなか、就実は2年生エースの#4福村心優美や#12押川優衣らを中心に攻めて13-10とリードを奪う。15-12の場面で福岡女学院は#10吉田朱李がブロックを決めて追い上げるかに思われたが、就実が17-15から#3髙橋凪のスパイクやサービスエースを含む5連続得点で突き放すと、最後は#4福村がブロック。25-16でセットを奪った。
第2セット、就実は#4福村のスパイクで先制すると、#12押川の連続得点で4-1とリード。福岡女学院は#10吉田の連続得点で5-4と追い上げたが、就実は7連続得点で主導権を握る。福岡女学院も#2川口和日奈のスパイクなどで追いかけるものの、就実が#3牛田音羽、#5比留間美晴らの多彩な攻撃で第2セットも奪い、ストレートで初戦を突破した。
3日(木)から行われる決勝トーナメントでは、予選グループ戦を突破した36チームにシードの古川学園(宮城)、金蘭会(大阪)、誠英(山口)の3校を加えた39チームで優勝を争い、5日(土)に最終日を迎える。2日、敗者復活戦まですべての試合が終ったあとにトーナメント抽選が行われる。