マシンガンズの西堀亮さん あきらめずタネをまき続ければいつか花開く。~わたしとバレーの話スピンオフ後編~
- SV男子
- 2023.08.03
実は中学、高校とバレーボール部で汗を流した西堀亮さん(マシンガンズ)
バレーボールと縁のある方に「あなたにとってバレーボールとは」というテーマでお話を伺う月刊バレーボールの人気連載「わたしとバレーの話」。
今回はWeb版の特別編。本誌とはテーマを変えて「バレーボールで培った経験が今にどのように生かされているのか」を伺ったマシンガンズの西堀亮さんの後編です。
――バレーボールでの学びを生かしていることはありますか?
西堀 バレーボールは調子のいい選手にトスを集めるじゃないですか。それと一緒で、必ずしも自分が調子よくなくても、相棒もいることだし助け合う。僕がダメでも相方の滝沢(秀一)くんがいいときもあるし、2人という小さい中でも、チームワークを生かすというのはバレーボールが影響しているかもしれないですね。
今回「THE SECOND」でも相方の滝沢君、ずっと声の調子が悪かったんですよ。カバーするというのとはちょっと違うけど、僕らの仕事では、調子悪い人がいたら“調子悪いね”と言えるのはいいと思うんですよね。そこも武器になったりする。「今日、何言っているかわからないですよね」(笑) とか。わりと、マイナスを生かせる仕事なのかもしれません。
もう一つ、バレーボールも同様だと思うのですが、経験値という点は芸人も一緒だと思います。慣れていくと、いろんなパターンを経験するじゃないですか。20年以上やっていると新規の会場へ行っても「似たような会場でやったことあるな」と、落ち着いて対応できる。
バレーボールも、ベテランのほうが対応力がある、というのは経験値の差かもしれません。いろんなものを見て経験してきているので、“若いだけが最高なんじゃないぞ”って、本当にそう思います。
例えば、「THE SECOND」でも漫才を終えた直後に、ダウンタウンの松本人志さん(大会アンバサダー)に名前を間違えられたんですけど、それも最後までネタにしました。これ、僕らが年を取っているからですよね。若いときはできなかったですもん、ガチガチに緊張しちゃって。そういう意味では、経験値がちょっとだけ上がったのかもしれないですよね。