令和5年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2023)は8月5日(土)に決勝が行われ、ウインドヒルくしろスーパーアリーナ(北海道釧路市)を舞台に、下北沢成徳(東京)が東京都市大塩尻(長野)をストレートで破り、2年ぶり5度目の優勝を飾った。
第1セット、下北沢成徳は10-9から#1イェーモン ミャのスパイクやサーブなどで4連続得点。そのあとも点差を広げた。東京都市大塩尻は#2市川早彩、#3西木戸カミラ歩美の攻撃などで5連続得点をあげて18-16まで追い上げるが、下北沢成徳が再び#1イェーモンの攻撃で突き放し、セットを奪った。
第2セットは下北沢成徳が5-5から5連続得点をあげて主導権を握る。東京都市大塩尻は#2市川、#6飯島茉優樹の攻撃で食らいつくが、下北沢成徳は#1イェーモンのスパイクや#11小山明のサーブが機能し、得点を重ねてセットを連取した。
第3セット、東京都市大塩尻は#3西木戸のスパイクなどでリードするが、下北沢成徳が#1イェーモンのスパイクで追いつくと、9-8からは6連続得点で突き放す。それでも東京都市大塩尻は#1北村萌恵、#5中澤柚月らの攻撃で追い上げて一時は17-16と逆転に成功。しかし、下北沢成徳が#2河俣心海のスパイクや#3柳千嘉のブロックで再逆転すると、20-19から5連続得点で一気に勝負を決めた。下北沢成徳の優勝は2021年のインターハイ以来で、伊藤崇博監督の就任後は初めて。2年ぶり5度目の優勝を飾った。
■決勝トーナメント女子決勝
下北沢成徳(東京) 3-0 東京都市大塩尻(長野)
(25-18,25-14,25-19)
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