【Photo:FIVB】
第22回世界U21女子バレーボール選手権大会に出場しているU21女子日本代表は、アグアスカリエンテス(メキシコ)で8月17日(木)~19日(土)に予選ラウンドの3戦を行った。17日にメキシコと、18日にエジプトと、19日にはタイとそれぞれ対戦し3連勝。予選ラウンドを首位で通過し2次ラウンドに進出した。
【画像】北窓絢音らU21女子日本代表その他の写真(メキシコ戦、エジプト戦、タイ戦)
今大会初戦の相手は、開催国でもあるメキシコ。佐伯亜魅加が両チーム最多となる20得点をあげて攻撃陣を引っ張ると、ミドルブロッカーの本田凜も12得点と、バランスよく攻めた日本が大会初戦を勝利で飾った。
続く予選ラウンド2戦目、日本が第1セットを奪うも、エジプトに第2、3セットを奪い返される。後がなくなった第4セット、この試合では出場していなかった吉武美佳をスタートから起用。その吉武が起用に応え、チーム最多の7得点をあげる活躍などで日本がセットを奪うと、そのまま第5セットも奪い接戦を制した。
予選ラウンド最終戦は、それまでアウトサイドヒッターで出場していた北窓絢音がリベロに入った。また、ここまで途中出場のみだった深澤めぐみをスタメンで起用すると、第1セットにはチーム最多の6得点をあげるなど、この試合で佐伯の15得点に次ぐ12得点をあげる活躍を見せ、勝利に貢献した。
今大会では、出場16チームが各4チームの4組に分かれて1回戦総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームが2次ラウンドE、F組(1〜8位)へ進み、下位2チームがG、H組(9〜16位)に進む。以降プレーオフ、セミファイナルラウンド、ファイナルラウンドを行って順位を決定する。
予選ラウンドをA組1位で通過した日本は、2次ラウンドE組で8月22日(火)にセルビア(C組2位)、23日(水)に中国(C組1位)、24日(木)にメキシコ(A組2位)と対戦する。
試合結果は下記の通り。
■予選ラウンド第1戦 8月17日(木)
日本 3-0 メキシコ
(25-19,25-12,25-22)
■メキシコ戦の第1セットスターティングメンバー
加地、廣田、古川、深澤(つ)、佐伯、本田、リベロ德本
■予選ラウンド第2戦 8月18日(金)
日本 3-2 エジプト
(25-17,19-25,20-25,25-16,15-12)
■エジプト戦の第1セットスターティングメンバー
加地、廣田、古川、深澤(つ)、佐伯、本田、リベロ德本
■予選ラウンド第3戦 8月19日(土)
日本 3-0 タイ
(25-13,25-23,25-18)
■タイ戦の第1セットスターティングメンバー
岩本、本田、佐伯、深澤(つ)、古川、深澤(め)、リベロ北窓
【世界U21女子選手権大会出場選手(12人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前/所属/身長(cm)/ポジション>
1 飯山エミリ/東海大1年/184cm/MB・OP
2 古川愛梨/東レ/184cm/OH
3 吉武美佳/久光/182cm/OP
4 北窓絢音/久光/181cm/OH
5 佐伯亜魅加/岡山/177cm/OH
6 本田 凛/筑波大2年/177cm/MB
7 深澤めぐみ/久光/176cm/OH
8 深澤つぐみ/東レ/176cm/OP ※キャプテン
9 廣田あい/NEC/173cm/OH
10 加地春花/トヨタ車体/173cm/S
11 岩本沙希/日本体大1年/163cm/S
12 德本歩未香/日立Astemo/152cm/L
【監督】山口祐之(株式会社デンソー)
※所属・学年は2023年8月8日時点
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