男子は京都匠ファルコンズ、女子は浜の宮中が第14回湘南藤沢カップ制す
- ビーチ
- 2023.08.25
中学生の4人制ビーチバレーボールの全国大会「第14回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会 ビーチバレージャパンU-14」が8月17日(木)~18日(金)に湘南・藤沢市鵠沼海岸(神奈川)にて行われ、男子39チーム、女子41チームが熱戦を展開した。
優勝した男子の京都匠ファルコンズ(コート手前)
男子は京都匠ファルコンズ(京都)が高いレシーブ力をベースに常時、複数のアタッカーによる攻撃を仕掛けて勝ち上がる。決勝では、ビーチバレーボールに特化した活動に励むGB広島&BB広島(広島)を25-17で下して頂点に輝いた。
女子は準決勝で昨年度女王のクラブレリーフ(神奈川)を下して勢いに乗った浜の宮中(兵庫)がリアル・マーメイド(奈良)との決勝を25-18で制し、日本一を手にした。
大会直前に本州を縦断した台風の影響もあり、初日は強烈な海風にさらされた今年の湘南藤沢カップ。台風によって交通網に影響が及んだ結果、女子のOWLS(岩手)が会場への到着が遅れたものの、大会側が試合順を考慮するなどの処置がとられ、大会は男女そろって全試合が消化された。
週に一度はビーチバレーボールの練習に励んでいるという浜の宮中(コート奥)
【第14回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会 上位成績】
<男子1位グループ>
優 勝:京都匠ファルコンズ(京都)
準優勝:GB広島&BB(広島)
第3位:フレンズAジェンツー(岐阜)、西原中(沖縄)
<女子1位グループ>
優 勝:浜の宮中(兵庫)
準優勝:リアル・マーメイド(奈良)
第3位:クラブレリーフ(神奈川)、TEAM Unity(宮城)
■地元・藤沢クラブの選手たちがお手伝い
大会初日を終えてからテントの撤収に協力する選手たち
昨年度は1位グループ準優勝の成績を残した藤沢クラブ(神奈川)は、例年どおりAとBの2チーム編成で臨んだ。悔しくも藤沢クラブAは1位グループ2回戦敗退に終わったものの、同Bは3位グループ戦を制した。
その名のとおり藤沢市を拠点に、インドアとビーチバレーボールの両方に励んでいるクラブ。今回の湘南藤沢カップでは“ホストチーム”とあって、最終日の18日は朝7時から会場設営など大会運営を積極的に手伝う姿が見られた。
藤沢クラブの選手たち。「(お手伝いは)社会経験の一環です」と茂田直宏監督(前列中央)
(取材・写真/坂口功将〔編集部〕)
今年もやりました♪
取材班が選ぶ【その名称が気になったチーム大賞】2023 in鵠沼海岸
大会の模様は「月刊バレーボール」10月号に掲載!!
大会2日前にビーチで奮闘! インドアで全国大会初出場の藤枝リアンが過ごす“二刀流”の夏
総勢40チーム参加! 東京都中学生ビーチバレーボール大会は男子が大森二ロイヤルズ、女子は出雲中Aが優勝
金蘭会(大阪)が4連覇 愛媛全中女子最終順位と全試合結果一覧【愛媛全中2023】
中之口(新潟)が初優勝 愛媛全中男子最終順位と全試合結果一覧【愛媛全中2023】