【Photo : AVC】
第22回アジア男子バレーボール選手権に出場していた男子日本代表は、8月26日(土)にウルミア(イラン)で決勝を迎え、イランにストレート勝利。3大会ぶりの優勝を決めた。
準決勝でカタールに逆転勝利を収め決勝に進出した日本の相手は、開催国でもあるイラン。2021年に日本で開催された前回大会の決勝で対戦しており、そのときは日本がストレートで敗れていた。
第1セット、中盤に山内晶大のサーブから髙橋藍のスパイクで一歩抜け出すと、その後、イランに1点差まで追い上げられるも逆転は許さず、最後は山内のサービスエースでセットを奪った。
第2セット、髙橋藍のサービスエースなどでリードを奪うと、その後も西田有志のサービスエースや髙橋健太郎のブロックなどでリードを広げ、そのままセットを奪った。
第3セット、西田と小野寺太志の連続ブロックで先行。その後も髙橋藍のサーブから石川祐希主将が2連続ブロックでさらにリードを広げた。イランに的を絞らせない関田誠大のトスワークで試合を優位に進めて迎えた終盤、イランも意地を見せ連続ポイントで追い上げるも、最後はイランのスパイクがアウトとなりストレートで勝利。3大会ぶりの栄冠を手にした。
大会の最優秀選手に石川主将、ベストアウトサイドヒッターに髙橋藍、ベストミドルブロッカーに小野寺が選出された。
試合結果は下記の通り。
■決勝 8月26日(土)
日本 3-0 イラン
(25-20,25-18,25-18)
■イラン戦の第1セットスターティングメンバー
西田、髙橋(藍)、小野寺、関田、石川、山内、リベロ山本
今大会の出場選手は下記の通り。
【第22回アジア男子選手権出場選手(14人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 西田有志(パナソニックパンサーズ)/186cm/OP
2 小野寺太志(サントリーサンバーズ)/202cm/MB
4 宮浦健人(パリ・バレー[フランス])/190cm/OP
5 大塚達宣(パナソニックパンサーズ)/195cm/OH
6 山内晶大(パナソニックパンサーズ)/204cm/MB
8 関田誠大(ジェイテクトSTINGS)/175cm/S
10 髙橋健太郎(東レアローズ)/201cm/MB
12 髙橋 藍(日本体大4年)/188cm/OH
13 小川智大(ウルフドッグス名古屋)/175cm/L
14 石川祐希(ミラノ[イタリア])/192cm/OH ※主将
20 山本智大(パナソニックパンサーズ)/171cm/L
28 エバデダン ラリー(パナソニックパンサーズ)/195cm/MB
29 山本 龍(ディナモ・ブカレスト[ルーマニア])/185cm/S
30 甲斐優斗(専修大2年)/200cm/OH
監督 フィリップ・ブラン(公益財団法人日本バレーボール協会)
※所属は2023年8月18日時点
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