【Photo : AVC】
第22回アジア女子バレーボール選手権大会に出場している女子日本代表は、2次リーグ初戦でカザフスタンと9月3日(日)にナコンラチャシマ(タイ)で対戦し、ストレートで勝利した。
予選リーグをB組1位で通過した日本は、2次リーグの初戦でD組2位通過のカザフスタンと対戦。第1セット、日本は粘り強い守備から西川有喜、オクム大庭冬美ハウィがバックアタックを決めるなど徐々に点差を広げていくと、終盤にもオクム大庭がサービスエースを決めそのままセットを奪った。
続く第2セット序盤にリードを奪うも、中盤に西川のスパイクをブロックされ10-10の同点に。その後、お互いにサイドアウトを取り合う展開となるが、終盤に西川のサービスエースやオクム大庭のスパイクなどの連続ポイントで一歩抜け出しそのまま連取した。
第3セット、西川のバックアタックやオクム大庭のスパイクがブロックされるなどカザフスタンにブレイクを許し、9-13とリードを奪われる。しかし、そこから中川美柚が2本のサービスエースを決めるなど連続ポイントで17-13と逆転に成功。その後も試合を優位に進めた日本がストレートで勝利を収めた。
今大会では、出場14チームが4組に分かれて1回総当たり戦の予選リーグを行い、各組上位2チームが2次リーグE、F組(1〜8位)へ進む。以降セミファイナルラウンド、ファイナルラウンドを行って順位を決定する。
日本は次戦、2次リーグ2戦目でD組1位の中国と9月4日(月)に対戦する。
試合結果は下記の通り。
■2次リーグ第1戦 9月3日(日)
日本 3-0 カザフスタン
(25-13,25-20,25-18)
■カザフスタン戦の第1セットスターティングメンバー
籾井、西川、横田、中川(美)、オクム大庭、島村、リベロ小島
出場選手は下記の通り。
【第22回アジア女子選手権大会出場選手(14人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 青柳京古(埼玉上尾メディックス)/183cm/MB
2 島村春世(NECレッドロケッツ)/182cm/MB ※主将
3 佐藤優花(埼玉上尾メディックス)/172cm/OH
4 小島満菜美(NECレッドロケッツ)/158cm/L
5 横田真未(デンソーエアリービーズ)/177cm/MB
6 オクム大庭 冬美ハウィ(日立Astemoリヴァーレ)/178cm/OH
7 長内美和子(日立Astemoリヴァーレ)/175cm/OH
8 小川愛里奈(JTマーヴェラス)/178cm/MB
9 岩澤実育(埼玉上尾メディックス)/163cm/L
10 中川つかさ(NECレッドロケッツ)/159cm/S
11 西川有喜(JTマーヴェラス)/180cm/OH
12 野中瑠衣(日立Astemoリヴァーレ)/177cm/OH
15 中川美柚(久光スプリングス)/183cm/OH
17 籾井あき(JTマーヴェラス)/176cm/S
監督 金子隆行(NECレッドロケッツ)
※所属は2023年8月18日時点
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