雄新中男子 小山千「あと一分一秒でも多く練習していれば」と後悔も胸を張る 地元開催の全国大会で
- コラム
- 2023.09.06
この先の人生で立てる誓い
中学1、2年生時はレギュラーになれなかった。「どうしてもメンバーに入りたい」という一心で励み、最後の年にかなえることができた。そこでは自分の役割を胸に留め、チームに貢献することを考えていた。戦いを終えて、仲間たちへの感謝があふれる。
「同級生たちはほんとうに3年間、俺のことを見捨てずにいてくれました。最後には全国大会にも出られて、いい戦いができたと思うので。これからもそれぞれの道があると思いますが、頑張りたいです」
負けた悔しさはあっても、いい試合ができたことに胸を張る。小山なりの、スポーツマンシップだ。
「高校でもバレーボールは続けるし、その先でも。あきらめないことは、バレーボール以外でも生きてくると思うので。次の戦いでは、足りない部分や欠点、課題なんてないくらいの状態で挑みたいです」
勝利に手が届くまでに“足りなかった”全力は、この先の人生で更新していく。
情熱のままに、次の一歩を踏み出す
(文・写真/坂口功将〔編集部〕)
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