gv-logo

春高2025

声出し応援解禁が生んだ「最高の」64分。全日本小学生大会でIZULUと立会V・B・Cが熱戦

  • コラム
  • 2023.09.15

 

東京体育館のサブコートは熱気に包まれた

  

 

「両チームとも恵まれていました」と立会VBCの大竹監督

 

 試合時間は1時間4分。最初から最後まで両チームの応援がやむことなく、サブアリーナは熱気に支配された。これまで都大会や関東大会で好成績を収めてきた立会VBCの大竹監督は試合後、その光景を振り返り目尻を下げた。

「たとえ自分たちの試合が終わっても、応援しにいく。あれが僕はすごくいいな、と。IZULUさんの子どもたちの魅力でもあるんでしょうね。

 私たちの選手も仲よくさせてもらっていますし、それはどのチームとも。だから、この試合のような相乗効果が生まれたのでしょう」

 

 

立会V・B・Cを指導する大竹監督

 

 手拍子も、メガホンも、声援もひっきりなし。今夏の学生スポーツ界を席巻した「盛り上がりが足りないぞ」のコールも登場し、さらにセット間にはIZULU U14クラブを指導する元・男子日本代表の近藤茂さんが『日曜日よりの使者』の替え歌で応援団をリードした。

 

「いろんなチームや方々に背中を押してもらって戦えるわけですから、ほんとうに両方のチームが恵まれていましたよね。それがいちばんうれしいです、僕は」(大竹監督)

 

 小学生たちの活躍を願う純粋な思いが、試合をさらに盛り上げ、好ゲーム好プレーを生む。そんな時間がようやく、帰ってきた。

 

 

精いっぱい送られる応援が、選手たちにとって力になる

  

 

(文・写真/坂口功将〔編集部〕)

 

笑顔と歓声あふれる

第43回全小の大会レポート&全出場名鑑は

好評発売中の「月刊バレーボール」10月号に掲載

ご購入はこちら

 

【関連記事】

■佐藤美弥さん凱旋 「監督が怒ってはいけない大会」でボールをつなぎ笑顔

■JVAが指導現場の暴力根絶を目指し「暴力撤廃アクション」を開始

■小学生や初心者だけでなく、コーチにもおススメ! 「まんがで楽しく学ぶバレーボールの基本」

■「なんであんな指導を」と後悔する“ふつう”の公立校監督がVリーガーとつながり授かったスピリッツ《前編》

■「なんであんな指導を」と後悔する“ふつう”の公立校監督がVリーガーとつながり授かったスピリッツ《後編》

 

【ギャラリー】白熱の64分間! IZULUvs.立会V・B・Cの模様〔20点〕

  • スポルティング×日体大スペシャルインタビュー
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2024
  • 女子日本代表応援サイト2024
  • NBPオンラインショップ

pagetopbtn