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春高2025

第10回ファームバレーレポート 節目の大会もまだまだ飛躍の予感

  • コラム
  • 2023.09.20

「第10回赤城山ファームバレーボ-ル大会」が、勢多農林高校上泉農場(群馬)で717日(月)に行われた。日本ファームバレーボール協会の須賀克也氏が、年々進化するその取り組みや、熱い大会の模様を振り返った

 

 

高校男子の試合の様子

 

【画像】第10回赤城山ファームバレーボール大会その他の写真

 

 大会当日に雨が降ったことがない“ファームバレーボール伝説”は今年も続き、717日は雲一つない晴天に恵まれました。

 

 10回目の節目を迎える今年は、前橋市の山本龍市長の提案で「第10回赤城山ファームバレーボール大会」と銘打ち、前橋市との共催記念大会という位置づけで行いました。スポーツという側面だけではなく、前橋市や地元企業、前橋国際大短大の地域連携センターのスタッフや学生の方々などとも連携を深め、前橋市の注目スポーツ・地域活性化イベントとして大きく飛躍することができました。

 

 出場者の競技力にも目覚ましいものがあり、今回もインターハイ出場校の前橋商高(群馬)の選手は全員が参加。群馬県ビーチバレーボール界を代表する高校生選手や元・Vリーガーが出場するなど、その認知度はかなり高まっています。

 

 今年は、ジュニアの部門とレクレーション部門を新設し、大会の裾野を広げました。さらに、ジュニア部門に参加した子どもたちにはV2女子の群馬銀行グリーンウイングスのコーチや、元・女子日本代表の齋藤真由美監督からコーチングクリニックと激励を受けられるといった、新たな取り組みも試みました。

 

 こうしたおかげで多くの企業や大学・専門学校からご協賛をいただきました。選手全員が記念Tシャツを着用し、その魅力とファームバレーボール大会の付加価値は高まっています。

 

 県外からは新潟工高(新潟)の選手たちも昨年に引き続き参加し、白熱した展開となりました。結果は前評判どおり、前橋商高の主力である和田涼佑・中島快組が頂点に。高校女子では勢多農林高(坂庭果実、小野塚陽菜、森川菜々、松本遥奈、吉田望未)チームが優勝を飾りました。

 

高校男子1位~3位の選手たち

 

 ファームバレーボールを軸に農業の地域振興と活性化をさらに図るために、今後は大会のホームページを立ち上げ、日本全国また世界各国から多くの方がご参加できる大会へとつくり上げていく計画です。ぜひ、多くのバレーボーラーの参加をお待ちしております。

(日本ファームバレーボール協会 須賀克也)

 

試合結果

高校男子(1部)

1位 和田・中島(前橋商)

2位 櫻井・桑原(前橋商)

3位 戸張・木村(高崎商)

 

高校男子(2部)

1位 北・渡邊(新潟工)

2位 岡本・上原(藤岡工)

 

高校女子

1位 勢多農林高2

2位 勢多農林高3

3位 利根商高

 

高校女子1位~3位の選手たち

 

一般男子

1位 水島・横山

2位 立野・久保口

3位 森山・山口

 

一般女子

1位 サンフラワーズ

2位 ひまわり

3位 勢多農林OG

 

 

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