第19回アジア競技大会(2022/杭州)のバレーボール競技に出場している男子日本代表は、9月21日(木)に杭州(中国)で予選ラウンド最終戦を迎え、フィリピンに3-0で勝利。この結果、日本は予選ラウンドF組を首位で通過した。
第1、2セットは序盤から先行した日本がセットを連取したが、第3セットは序盤からフィリピンにリードを許し追いかける展開。それでも点差を詰めて同点に追いつくと、終盤にフィリピンを突き放し逆転で勝利をつかんだ。2戦目は出場機会がなかった山崎彰都がこの試合ではスタメンに起用され、期待に応えてチーム最多の11得点をあげ、勝利に貢献した。
アジア競技大会は、4年に1度開催されるアジア地域を対象にした国際総合競技大会で、今回はコロナ禍の影響により1年延期されているもの。男子バレーボール競技は9月19日(火)〜26日(火)に杭州(中国)で開催される。前回は2018年にジャカルタ(インドネシア)で開催され、日本は5位だった。
予選ラウンドF組を首位で通過した日本は次戦、A組を2位で通過したカザフスタンと23日(金)に対戦する。
試合結果は下記の通り。
■予選ラウンドF組第3戦 9月21日(木)
日本 3-0 フィリピン
(26-19,25-14,25-23)
■フィリピン戦の第1セットスターティングメンバー
深津、柳田、麻野、高橋(慶)、山崎、難波、リベロ高橋(和)
【第19回アジア競技大会男子出場選手(11人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前/所属/身長/ポジション>
3 深津旭弘(東京グレートベアーズ)/183cm/S
7 高梨健太(ウルフドッグス名古屋)/190cm/OH
15 柳田将洋(東京グレートベアーズ)/186cm/OH ※キャプテン
18 西山大翔(パナソニックパンサーズ)/193cm/OP
24 高橋和幸(ジェイテクトSTINGS)/170cm/L
25 難波尭弘(東レアローズ)/198cm/MB
26 山崎彰都(ウルフドッグス名古屋)/190cm/OH
31 高橋慶帆(法政大2年)/193cm/OP
32 麻野堅斗(早稲田大1年)/206cm/MB
34 新井雄大(JTサンダーズ広島)/188cm/OH
35 樫村大仁(サントリーサンバーズ)/196cm/MB
監督 真保綱一郎(公益財団法人日本バレーボール協会)
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