アジア競技大会 男子日本代表はカタールを下し前回大会を上回る銅メダル
- 日本代表
- 2023.09.26
男子日本代表(写真は中国戦時のもの)【Photo:AVC】
第19回アジア競技大会(2022/杭州)のバレーボール競技に出場している男子日本代表は、9月26日(火)に杭州(中国)で3位決定戦に臨み、カタールと対戦し3-1で勝利した。
【画像】柳田将洋、高橋慶帆ら男子日本代表(中国戦)その他の写真
準決勝で開催国でもある中国に敗れた日本は、準決勝でイランに敗れたカタールと銅メダルを懸けて3位決定戦で対戦。
第1セット、序盤から先行し中盤にも麻野堅斗、高梨健太のスパイクでさらにリードを広げる。そのまま24-21と先にセットポイントに到達したが、連続失点でジュースにもつれ込む。そこからはお互いに譲らず30点を越える接戦となるが、最後は新井雄大のサービスエースでセットを先取した。
第2セットも序盤から高橋慶帆のスパイクなどでリードを奪った日本が連取したが、続く第3セットはカタールに奪い返された。
第4セットは、序盤に新井の連続得点で先行するも、そのあとカタールの追い上げもあり、18-18で同点に追いつかれる。それでも麻野のブロックで抜け出した日本が、カタールに逆転を許さず、銅メダルを獲得した。
2018年にジャカルタ(インドネシア)で開催された前回大会では日本は5位だったが、今大会はその成績を上回った。
試合結果は下記の通り。
■3位決定戦 9月26日(火)
日本 3-1 カタール
(37-35,25-22,23-25,25-23)
■カタール戦の第1セットスターティングメンバー
難波、深津、柳田、麻野、高橋(慶)、高梨、リベロ高橋(和)
【第19回アジア競技大会男子出場選手(11人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前/所属/身長/ポジション>
3 深津旭弘(東京グレートベアーズ)/183cm/S
7 高梨健太(ウルフドッグス名古屋)/190cm/OH
15 柳田将洋(東京グレートベアーズ)/186cm/OH ※キャプテン
18 西山大翔(パナソニックパンサーズ)/193cm/OP
24 高橋和幸(ジェイテクトSTINGS)/170cm/L
25 難波尭弘(東レアローズ)/198cm/MB
26 山崎彰都(ウルフドッグス名古屋)/190cm/OH
31 高橋慶帆(法政大2年)/193cm/OP
32 麻野堅斗(早稲田大1年)/206cm/MB
34 新井雄大(JTサンダーズ広島)/188cm/OH
35 樫村大仁(サントリーサンバーズ)/196cm/MB
監督 真保綱一郎(公益財団法人日本バレーボール協会)
【関連記事】
■高橋慶帆「まずは持てる力を発揮したい」【月バレ2023年7月号プレイバック】
■アジア競技大会 男子日本代表はインドをストレートで下しベスト4進出
■アジア競技大会 高橋慶帆が17得点の活躍で男子日本代表がカザフスタンを下し4連勝
【次ページ】柳田将洋、高橋慶帆ら男子日本代表(中国戦)その他の写真