9月19日(火)〜26日(火)まで杭州(中国)で開催される第19回アジア競技大会(2022/杭州)のバレーボール競技に出場している男子日本代表。今年度初選出の高橋慶帆が、6試合中5試合でチーム最多得点をあげて攻撃陣をけん引している。彼が代表への思いを語った、2023年7月号のインタビューをお届けする。
----以下、月刊バレーボール2023年7月号より----
「これまでアンダーエイジカテゴリーでやってきましたが、(シニアでは)もっと高い選手やパワーのある選手もいます。自分がやってきたことがどこまで通用するのか、ということが楽しみですし、少し不安にも感じます。
練習でもアグレッシブにできていなかったりするので、改善していきたいです。今までより速さが求められるバレーなので、もっとセッターの方ともコミュニケーションをとってコンビを合わせていけたらいいなと思います。
昨年の大学春季リーグはアウトサイドヒッターで出ていました。秋季リーグでは肩のケガもあってあまり試合に出られず、思うようにならない大学1年目でした。今年は2月の若手フランス遠征メンバーに選んでいただきました。今までは海外でもアジアでのプレーだったので、どういう選手がいて、どう戦っていけばいいのかを実感、体験することができてよかったと思います。
初選出なのでまずは慣れて、自分の持っている力、プレーがしっかり発揮できればと思っています。それが代表でのアピールにもなると思うので、できるかぎりのことをやる。そしてこの合宿や代表シーズンではいろいろ見て学ぶことも多いので、見たり聞いたりして自分の力につなげられたらいいなと思います」
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以上、2023年の月刊バレーボール7月号の記事を振り返った。準決勝で開催国でもある中国に敗れた日本は、26日(火)にカタールと銅メダルを懸けて対戦。フランス遠征などで経験を積んだ高橋慶帆は3位決定戦の舞台でどのようなプレーを見せてくれるだろうか。
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