#8関田誠大(写真はフィンランド戦時)【Photo : FIVB】
バレーボールのFIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023に出場している男子日本代表は、10月3日(火)に国立代々木競技場第一体育館(東京)で第3戦に臨み、チュニジアと対戦。今大会初めて3-0で勝利した
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エジプト戦で今大会初黒星を喫し、涙を流したセッターの関田誠大が本領発揮した。
チーム初得点は小野寺太志へのクイック。その後も小野寺や今大会初スタメンの髙橋健太郎が次々にスパイクを決め、ミドルブロッカー陣が第1セットに5得点を奪った。第2セットのファーストプレーでも小野寺のクイックをチョイス。中盤には髙橋(健)が立て続けに2本決めるなど、このセットも関田の持ち味であるコート中央を生かした攻撃を展開した。
初戦のフィンランド戦、第2戦のエジプト戦ともに第3セットから失速したが、この日はその心配はなかった。両ミドルブロッカー陣のクイックは止まらず終始リードを広げ、調子を上げる髙橋(健)は、18-12から連続サービスエース。全セットで相手を20点以下に抑え、完勝に導いた。
エジプト戦は、フィリップ・ブラン監督が「トスが低くなっていた」と語るようにスパイカーを生かしきれず、第4セットから交代。「自分らしさを出していこう」と切り替えたこの試合では、持ち味を存分に発揮した。スパイカー陣の活躍には「非常に楽しそうにやっていましたし、頼もしかったのでよかったです」と誇らしく語った。
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