【Photo:AVC】
第19回アジア競技大会(2022/杭州)のバレーボール競技に出場している女子日本代表は、10月5日(木)に杭州(中国)での2次ラウンド第2戦でタイと対戦し、ストレートで勝利した。この結果、日本は2次ラウンドF組1位で準決勝へと駒を進めた。
第1セットはタイに先行を許すが、西川有喜のスパイクや田中瑞稀のサービスエースなどで点差を詰め、23-23で同点に追いつくと、島村春世のブロックで逆転に成功し先取した。第2セットは序盤から先行した日本が連取し、迎えた第3セット。序盤はタイに先行を許すも、中盤に逆転に成功した日本だったが、再び逆転を許し終盤へ。相手のサーブミスで21-21の同点に追いつくと、そこから連続得点でタイを引き離し、ストレート勝利で5連勝を飾った。
アジア競技大会は、4年に1度開催されるアジア地域を対象にした国際総合競技大会で、今回はコロナ禍の影響により1年延期されているもの。女子バレーボール競技は9月28日(木)〜10月7日(土)に杭州(中国)で開催される。前回は2018年にジャカルタ(インドネシア)で開催され、日本は4位だった。
次戦は10月6日(金)に準決勝でベトナム(E組2位)と対戦する。
試合結果は下記の通り。
■2次ラウンド第2戦 10月5日(木)
日本 3-0 タイ
(25-23,25-19,25-23)
■タイ戦の第1セットスターティングメンバー
岩崎、田中、平山、中川(美)、西川、島村、リベロ目黒
【第19回アジア競技大会女子出場選手(12人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前/所属/身長/ポジション>
1 岩崎こよみ(埼玉上尾メディックス)/175cm/S ※キャプテン
2 島村春世(NECレッドロケッツ)/182cm/MB
3 佐藤優花(埼玉上尾メディックス)/172cm/OH
4 目黒優佳(JTマーヴェラス)/170cm/L
5 中元 南(デンソーエアリービーズ)/177cm/OH
6 田中瑞稀(JTマーヴェラス)/170cm/OH
7 長内美和子(日立Astemoリヴァーレ)/175cm/OH
8 小川愛里奈(JTマーヴェラス)/178cm/MB
9 中川美柚(久光スプリングス)/183cm/OH
10 中川つかさ(NECレッドロケッツ)/159cm/S
11 西川有喜(JTマーヴェラス)/180cm/OH
12 平山詩嫣(久光スプリングス)/180cm/MB
監督 吉原知子(JTマーヴェラス)
【関連記事】
■アジア競技大会 女子日本代表はチャイニーズタイペイを下し4連勝
■アジア競技大会 カザフスタンを下し3連勝の女子日本代表は予選ラウンド1位で2次ラウンドへ
■アジア競技大会 女子日本代表はアフガニスタンを圧倒し開幕2連勝
■アジア競技大会 女子日本代表はホンコンチャイナをストレートで下し白星スタート