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春高2025

高橋慶帆が大学バレーにカムバック 「代表で先輩方から吸収したことを、今度は自分から発信できるように」

  • 大学生
  • 2023.10.24

2023年度、男子日本代表に初選出されると、9月下旬に中国で行われたアジア競技大会で銅メダル獲得に貢献。同時にSNSでも話題を集め、一躍名が知られるようになった高橋慶帆(法政大2年)が、1014日(土)の秋季関東大学男子2部リーグ戦で大学バレーに復帰した。高橋の復帰時点で法政大は9試合を全勝で消化しており、この日もストレートで勝利。21位で、関東大学男子1部との入替戦の切符をつかんだ。半年ぶりに法政大のユニフォームを着た試合後のインタビューをお届けする

 

 

――大学復帰戦、振り返ってみていかがですか?

高橋 ずっと日本代表でやってきたので、どうしてもギャップがあります。まだ切り替えられていない部分や、トスが合わない面もあったので、これから練習して合わせていきたいと思っています。

 

 個人的には今日、そこまで自分に頼られる場面は少なかったです。自分がいなくてもしっかり連勝できていただけあって、春リーグと比べると全員が本当にアグレッシブになっていて、やりやすいチームになっていました。

 

――試合中は笑顔よりも、気を引き締めた表情が多かった印象でした。どんなこと考えていましたか?

高橋 大学リーグでは、ベンチから結構盛り上げたり、うるさかったりするんですけど(笑)そこで流されておちゃらけてしまうとプレーにも影響して、勝てる試合も勝てなくなってしまうので、コート内では引き締めるための声かけだったり、自発的な発言を心がけていました。

 

――それは代表の半年間があったからこその行動でしょうか?

高橋 そうですね。相手のシチュエーションに対しての守り方を、見て整理できるようになりました。代表で先輩方がたくさん教えてくださったので、自分も吸収して、今度は自分がチーム内で発信できるようにならないといけないので、声かけは意識していました。

 

――大学と代表での役割の違いはいかがでしょう?

高橋 大学でも代表でもオポジットなので、点を取ることがいちばん大事です。その上で、代表では先輩たちが伸び伸びやらせてくださったので、自分の仕事だけをしっかりやりきることを考えていました。大学では、“自分だけ”をやっていたらチームはバラバラになってしまうので、まとめる役割があります。柳田将洋さん(東京グレートベアーズ)をはじめ、素晴らしい選手を代表で見てきて、リーダーシップを発揮する仕方で学べたことがあるので、キャプテンを助けられるような発信をしていきたいと考えています。

 

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