ハルクバンクにストレートで勝利したサントリー【写真:FIVB】
バレーボール男子世界クラブ選手権が12月6日(水)にインドのバンガロールで開幕。アジア代表として出場しているVリーグのサントリーサンバーズはヨーロッパ代表のハルクバンク(トルコ)と対戦し、3-0(25-23,25-23,25-16)で勝利した。
【動画】メガラリーから最後はアラインの強烈なスパイクが決まる
5月に行われた男子アジアクラブ選手権で初優勝を飾り、世界クラブ選手権の出場権を得たサントリーは、トルコリーグの強豪、ハルクバンクと初戦を迎えた。第1セット、サントリーはニミル・アブデルアジズ(オランダ)、ジョン・ペリン(カナダ)らに決められて5-8とリードを許し、中盤にはイアルバン・ヌガペト(フランス)のバックアタックなどで12-16と点差を広げられる。しかし、14-18から藤中謙也のスパイク、佐藤謙次のブロックなどで追い上げると、相手のミスで同点に。22-22からはデ・アルマス アラインの連続サービスエースで突き放してセットを奪った。
第2セットは序盤に藤中(謙)のバックアタックでリードを奪うと、その後はサイドアウトの連続で中盤へ。16-14からアブデルアジズのバックアタック、ヌガペトのブロックなどで同点に追いつかれるが、直後に佐藤のアタックとアラインのブロックで再びリード。さらに小野寺太志のアタックなどで逃げ切りを図るが、ミルザ・ラグンジヤ(トルコ)のスパイクでまたも追いつかれてしまう。しかし、22-22からサントリーがブロックでリードを奪うと、最後は藤中(謙)がアブデルアジズのスパイクをブロックしてセットを連取した。
第3セットは序盤に競り合うが、9-10から藤中のサービスエースや藤中颯志がダイブしながらつないだボールをドミトリー・ムセルスキーが決めるなど8連続得点で一気に突き放す。終盤にはアラインの連続サービスエースもあって25-16でセットを奪い、ストレートで初戦を飾った。
今回の男子世界クラブ選手権には、アジア代表(1チーム)、ヨーロッパ代表(2チーム)、南米代表(2チーム)に開催地であるインドのチーム(1チーム)を加えた全6チームが出場。3チームずつの2組に分かれて1回総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームが準決勝へと進出。以降3位決定戦と決勝を行い順位を決定する。5位と6位の最終順位は予選ラウンドの結果により確定する。サントリーは次戦、南米代表のクルゼイロ(ブラジル)と対戦し、予選ラウンドの突破を目指す。
■男子世界クラブ選手権
予選ラウンドB組
サントリーサンバーズ(アジア代表)3-0ハルクバンク(ヨーロッパ代表)
(25-23,25-23,25-16)
■サントリーの第1セットスターティングメンバー
小野寺、大宅、藤中(謙)、佐藤、ムセルスキー、アライン、リベロ藤中(颯)
■日本のトップスコアラー(上位3人)
アライン 15得点(アタック9得点、ブロック3得点、サーブ3得点)
ムセルスキー 14得点(アタック13得点、ブロック1得点)
藤中(謙) 9得点(アタック6得点、ブロック2得点、サーブ1得点)
■サントリーの次戦
12月7日(木)20:30(日本時間)
対戦相手:クルゼイロ(ブラジル/南米代表)
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【動画】メガラリーから最後はアラインの強烈なスパイクが決まる
Congrats to @sun_SUNBIRDS!
— Volleyball World (@volleyballworld) December 6, 2023
Japan’s Masaki Oya set his club team to victory 🆚 Ngapeth, Nimir and @HalkbankSK in the opening day of the #ClubWorldChamps!
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➡️ Full event schedule: https://t.co/2BeF4FMKLG
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