21名の高校生がビーチバレーボールを体験【写真提供:JVA】
公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は、ビーチバレーボールNTC(競技別強化拠点)の川崎マリエン(神奈川県川崎市)で、修学旅行の選択別研修の受け入れを12月3日(日)に行った。熊本市立必由館高校の学生21名が現地を訪れ、ビーチバレーボールを体験した。
JVAは競技別強化拠点における強化環境の向上につなげるため行政、地域との連携活動を行なっており、そのつながりの中で川崎市観光協会、川崎市より依頼を受けて、修学旅行の選択別研修コースの受け入れに協力した。
前半行われた座学の様子【写真提供:JVA】
前半の座学では、川合庶ビーチバレーボール事業本部長が司会を務め、熊本県出身でオリンピアンの朝日健太郎参議院議員と、現役のビーチバレーボール選手である長谷川徳海選手が登壇し、「夢や目標をかなえるために」「環境への取り組み」など競技を通じた経験を元にした講話を行った。また「日本でビーチバレーボールをバズらせるには?」というテーマを学生にも一緒に考えてもらうと、「選手の体格、風貌カッコよさをもっと見せる、SNSを活用して人気YouTuberとコラボする」などの意見が出た。
後半はコートに移動して、長谷川選手とともにビーチバレーボールを体験。プレーの楽しさや、動きにくい砂の上で行う難しさなどを実際に経験したほか、選手たちが使用する測定機器を使用して、ジャンプ力測定などを行った。学生たちにとっては、教室や体育館と違った環境で学ぶ、新鮮な機会となったのではないだろうか。
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