令和5年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会の男女決勝が12月17日（日）に東京体育館（東京都渋谷区）で行われた。
女子決勝は、序盤から古賀紗理那のアタックやブロックでブレイクを重ねたNECがセットを先取。
第2セットは、久光の大竹里歩主将が古賀のバックアタックをブロックして抜け出し、奪い返した。
第3セットは途中出場した上野香織のサービスエースなどでリードを奪ったNECが、そのあとも古賀を中心に攻めてセットを奪取した。
迎えた第4セットは序盤、NECが上野のサーブから6連続得点で逆転しリード。中盤に久光はアダムス・マッケンジーや交代出場した中島咲愛のアタックなどの連続得点で追い上げるも及ばず、NECが連覇を達成した。
男子決勝は第1セット、WD名古屋が追いかける展開から山崎彰都のサービスエースやブロックなどでパナソニックに迫り、王東宸のブロックで逆転。そのあとジュースにもつれ込むが、押しきって先取に成功した。
第2セットは中盤にクレク・バルトシュの連続サービスエースでWD名古屋が抜け出すが、パナソニックが大塚達宣の連続得点などで差を詰め、ジュースにもち込んで奪い返した。
第3セットは序盤、パナソニックが深津英臣のサービスエースなどで先行すると、この日途中からコートに入った仲本賢優のバックアタックなどで点差を広げてセットを連取した。
第4セットはジェスキー・トーマスのサーブから連続得点を奪ったパナソニックが先行。あとがなくなったWD名古屋は、クレクにボールを集めて1点差まで詰め寄るが、最後は西田が25点目を決めて、5大会ぶりの優勝を手にした。
天皇杯・皇后杯全日本選手権大会ファイナルラウンドトーナメント表【女子】【男子】
決勝の試合結果は下記の通り。
【12月17日（日）ファイナルラウンド決勝】
東京体育館
【女子】
＜第1試合＞
NEC 3–1 久光
（25-17,21-25,25-19,25-18）
【男子】
＜第2試合＞
パナソニック 3–1 WD名古屋
（25-27,31-29,25-15,25-23）
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