3年連続26回目の出場となる京都橘(京都)と、2年ぶり14回目の出場となる城南(徳島)の対戦。
京都橘の先取点で幕を開けた第1セット、セッター川岸夕紗が3本連続でレフトへのトスを選択すると、これに応えた岩本姫季が決めきるなど、京都橘が序盤から8-3とリードする展開。8-14と点差を広げられた場面で、城南はタイムアウトで転機を図るが、直後に立石裕美子が城南のライトスパイクを1枚でシャットアウト。これで完全に勢いに乗った京都橘が走り抜き、25-15と先制する。
平均身長で約5㎝勝る京都橘は、高いブロックを武器に第2セットも優勢に進め9-5。食い下がる城南は1年生スパイカー・佐藤美咲のエンドラインぎりぎりに決まるスパイクや、ブロックの手に這わせるフェイント、主将・石川ありすのプッシュなど4連続ポイントで9-9と同点に。しかし、京都橘はすかさず平野佐奈が痛烈なレフトスパイクを刺し、逆転を許さない。粘りで追随する城南は、ブロックを巧みに利用する石川の軟打や、嵩原夏希のインナーに決まるスパイクなどで22-23と食い下がるも反撃はここまで。最後は京都橘・横井彩椛、岩本がパワーのスパイクで押し切り、25-22。京都橘がストレートで1回戦を勝利した。
試合結果(女子1回戦)
京都橘(京都)2(25-15、25-22)0 城南(徳島)
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