インターハイ、国体に続き、三冠を目指す下北沢成徳(東京)と、8年連続25回目となる郡山女大附(福島)と激突した。
シードにより2回戦からの登場となる下北沢成徳は、第1セット滑り出しからエースのイェーモンミャを中心に5連続得点を挙げるなど、初戦の硬さを感じさせない圧巻のプレーを見せる。中盤に点差を縮められるも、河俣心海のブロック、後藤ビビアン愛音のスパイクなどでリードを拡大。郡山女大附は、セッター後藤涼風を中心とした多彩な攻撃で反撃を試みるが力及ばず、25-17。下北沢成徳が第1セットを先取する。
続く第2セットも、序盤から下北沢成徳のペース。レフトから後藤ビビアン愛音の強烈なスパイクを決めるなど、試合を優勢に進める。しかし、後のない郡山女大附は、アウトサイドヒッター石井美空のスパイクが決まり出す。中盤にはミドルブロッカー浅利麻央がブロックと2本のスパイクで3連続ポイントもあり、14-13と追い上げる。その後、一進一退の攻防が続くが、この試合大活躍の後藤ビビアン愛音の得点などで、下北沢成徳が逆転を許さない展開。最後は後藤ビビアン愛音がスパイクを決め、郡山女大附の追撃を振り切って25-21。下北沢成徳がストレートで初戦勝利し、3回戦進出を決めた。
試合結果(女子2回戦)
下北沢成徳(東京)2(25-17、25-21)0郡山女大附
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