大会連覇を狙う駿台学園(東京)と、初のベスト4進出を果たした昇陽(大阪)が対戦。
昇陽のサーブから始まった試合は第1セット、三宅雄大のスパイクで8-7となり駿台学園のリードで最初のテクニカルタイムアウト。そこから亀岡聖成、三宅(雄)のスパイクなどで連続得点を奪いリードを広げた駿台学園が、試合を優位に進めてそのままセットを先取した。
第2セットも序盤は、互いに譲らずサイドアウトを取り合う展開。10-10から駿台学園が荒井貴穂のスパイクや亀岡のサービスエースなどの連続ポイントで一歩抜け出すと、昇陽も譲らず仲村正也のスパイクで14-15と1点差まで詰め寄る。しかし、駿台学園が三宅(雄)のスパイクなどの連続得点で引き離してセットを連取した。
迎えた第3セットは、後のない昇陽は9-9から大鍋勇馬のクイックとサービスエースの連続得点で先行。駿台学園が荒井、三宅(雄)のスパイクで連続得点を奪い14-13と逆転すると、昇陽はすぐに小山海皇のスパイクで同点とし、そこからはサイドアウトを取り合い終盤へ。しかし、17-17から駿台学園が秋本悠月のクイックで抜け出すと、じわじわとリードを広げる。粘り強い守備から得点を重ねた駿台学園が、食い下がる昇陽を引き離して決勝進出を決めた。
2回目の出場にして初めてセンターコートでの試合に臨んだ昇陽だったが、前回王者の壁は厚く、決勝進出の夢を叶えることはできなかった。
駿台学園(東京) 3(25-14,25-18,25-18)0 昇陽(大阪)
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