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旭川実を下して下北沢成徳が三冠に王手【春高2024】

下北沢成徳(東京)【写真:月刊バレーボール】

 

 1月7日(日)女子準決勝の第2試合では、三冠を狙う下北沢成徳(東京)と、U19女子日本代表の笠井季璃を擁する旭川実(北海道)が対戦。

 

 旭川実の大庭愛海里のサービスエースで始まった第1セット、序盤は一進一退の攻防。下北沢成徳が、後藤ビビアン愛音のブロックと柳千嘉のスパイクで先行すると、旭川実は大庭のスパイクと堀田柚音のサービスエースで8-8の同点に追いつく。サイドアウトを取り合いながら中盤へ進むと、後藤がブロックポイントを決めた下北沢成徳が流れをつかんだ。小山明のツーアタックや、イエーモンミャのフェイントなど、多彩な攻撃でリードを広げてセットを先取。

 勢いに乗った下北沢成徳は、第2セットは序盤からゲームを優位に進める。終始、旭川実の反撃を許さずにセットを連取した。

 

 迎えた第3セットも下北沢成徳が優位な展開となるが、後のない旭川実が谷星奈、笠井の連続ブロックポイントで14-14に追いつく。旭川実は笠井にボールを集めて得点を重ね、互角の戦いで試合はジュースにもつれ込んだ。しかし、旭川実の粘りもここまで。下北沢成徳がマッチポイントを迎えると、最後は笠井のバックアタックがネットを越えず、ストレートで勝利し決勝進出を決めた。

 

下北沢成徳(東京) 3(25-18,25-14,26-24)0 旭川実(北海道)

  

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