【全日本インカレ女子優勝記念】筑波大1年生対談「“4年生のために”日本一を飾ることができてうれしい」 阿部明音×熊谷仁依奈×瀧澤凜乃
- 大学生
- 2024.01.20
1年生ながら筑波大の主力として躍動し、全日本インカレ優勝に貢献した3人。どんな思いで戦ってきたのか、1年間を振り返ります
(左から)瀧澤凜乃/たきざわ・りの/筑波大1年/身長183㎝/最高到達点300㎝/八王子実践高(東京)出身/アウトサイドヒッター
熊谷仁依奈/くまがい・にいな/筑波大1年/身長165㎝/最高到達点265㎝/古川学園高(宮城)出身/セッター
阿部明音/あべ・あかね/筑波大1年/身長171㎝/最高到達点285㎝/古川学園高(宮城)出身/アウトサイドヒッター
――まずはお隣の選手の紹介をお願いします
熊谷 阿部明音さんです。高校からずっとコンビを組んできた仲で、レシーブもできるし機動力もある選手。性格的には責任感や、正しい道を行く意志が強く、ポジティブで何事も明るくできます。少し、というかかなり抜けていて、変なところでこけたりとか、無意識に笑いを取っています。
阿部 瀧澤凜乃さんは、すごく落ち着いています。勉強は多分できないんですけど(笑)、生きていく上で必要な知識を持っているなと感じます。コートでは、後ろから見ていて安心感があって、特にレシーブするときにブロックが抜けてこないので、かっこいいです。
瀧澤 熊谷仁依奈さんです。チームの司令塔で、1年生とは思えないくらい堂々とプレーしていて、同期としてかっこいいなと思っています。でも、人のこと言えないぐらい抜けているところあります。
――優勝おめでとうございます。あらためて振り返っていかがですか?
阿部 小学生からバレーをやってきましたが、メンバーがそろっていて、最高のチームで、優勝できたことがすごくうれしいです。4年生を中心に、それぞれ個々の能力はありましたが、最後はチーム力で勝ったと思いますし…、やっぱりうれしいの言葉しかないです。
瀧澤 こういった決勝の舞台に立つのが初めてだったんですけど、先輩方が背中で引っ張ってくれると言いますか、言葉はもちろんプレーで「私たちが勝たせる」という気持ちが伝わってきました。この4年生と優勝したい、日本一になりたい、という思いが最後の1点までこもっていたのかなって思います。
熊谷 (佐藤)淑乃さんと(大山)遼さんは、3枚ブロックがきても決めきれるようなすごい選手で、トスを上げていたことはセッターとして幸せなことでした。プレッシャーもあったと思いますが、感じさせないくらい引っ張ってくれて、ほかの4年生も自分だったらここまでできるのかなと思うほど“チームのために”たくさんやってくれました。だからこそ“4年生のために”がみんな強くあったと思うし、4年生の頑張りを見てきたからこそ最後日本一で飾ることができてうれしいし、ここで満足しないで頑張りたいです。