髙橋藍【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
2023年度バレーボール男女日本代表で活躍し、クラブシーズンを海外リーグで戦う選手たちの活躍を振り返る。今回は1月23日(火)、24日(水)に行われた試合結果をお届けする。(日程はすべて現地)
【動画】石川祐希が出場したトレンティーノ戦のハイライト動画をチェック
イタリア・セリエA、モンツァの髙橋藍は、24日にレギュラーシーズン後半第5節でヴェローナと対戦。スタメン出場の髙橋藍の活躍もあり、2セットを先取して迎えた第3セット。17-16の場面で髙橋がスパイクを放った直後、着地で左足首をひねり倒れ込んだ。痛みがあるのか、顔を少し歪めた髙橋はチームメートに抱きかかえられて交代しコートを離れた。チームによると足首の負傷。試合はその後3セットを落として敗れた。
フランス・マルマラ スパイクリーグ(リーグA)、パリに所属する宮浦健人と甲斐優斗は23日に国内カップ戦のクープ・ドゥ・フランスでサン=ジャン=ディヤックと対戦。宮浦は両チームトップの16得点、アタック決定率70%の活躍でチームの勝利に貢献し、この試合のMVPに選ばれた。同チームの甲斐優斗は第1、2セットに途中出場、第3セットはスタメン出場を果たし、8得点をあげた。チームは準々決勝に進出し、2月13日(火)にトゥールと対戦する。
ブラジル・スーパーリーグのマリンガに所属する松井珠己は、国内カップ戦のコッパブラジル準々決勝に出場。リーグのレギュラーシーズン前半終了時の順位で対戦相手が決まり、リーグ7位で挑んだマリンガの相手は同2位のミナス。第1セットを先取したものの、第2セット以降を奪われて1-3で敗れた。
ドイツ・ブンデスリーガ、ベルリンの築城智は24日にレギュラーシーズン15試合目(第12節)でギーセンと対戦。ベルリンは今季ここまで、バウンスハウスカップ(優勝)、DVVポカール戦(3月3日開催の決勝に進出)、そしてレギュラーシーズンは14試合を終えて無敗と圧倒的な成績を残している。しかし、この試合は第1セットをジュースの末、27-29で落とすと残りのセットも大事な場面で点を取ることができず、まさかのストレートで敗れ、今季国内初黒星となった。築城は全セットスタメン出場だった。
石川祐希【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
イタリア・セリエA、ミラノに所属する石川祐希は、レギュラーシーズン後半第5節で首位を走るトレンティーノと24日に対戦。石川はチームトップの12得点をあげたが、ストレートで敗れた。
セリエA女子のフィレンツェに所属する石川真佑は国内カップ戦コッパ・イタリアでイモコと対戦。リーグ戦で14チーム中、首位を走る相手にストレートで敗れた。石川は全セットスタメン出場で10得点だった。
【海外リーグに所属する2023年度日本代表選手の個人成績まとめ1/23、24】
■石川祐希のミラノはチステルナにストレートで勝利 【海外リーグ所属日本代表選手・1/13、14】
■専修大2年の甲斐優斗がフランスリーグへ挑戦 「海外経験は大きなものになる」
■VリーグV1男子 上位4チームが連勝、V・ファイナルステージ進出争いは激化
■上林直澄「やっぱりバレーが好き」 山形県選抜での国体がきっかけで男子日本代表若手有望選手合宿へ
【次ページ】石川祐希が出場したトレンティーノ戦のハイライト動画を見る