首位のパナソニックパンサーズ【写真:月刊バレーボール】
バレーボールの国内最高峰リーグ、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)のV・レギュラーラウンドは2月3日(土)、4日(日)にサントリーサンバーズ対パナソニックパンサーズの試合がおおきにアリーナ舞洲(大阪府大阪市)で行われ、パナソニックが2連勝を飾った。
サントリーのホームで行われた試合は、首位を走るパナソニックと2位につけるサントリーの対戦とあって多くの注目が集まった。3日の試合は第1セットの競り合いを制したパナソニックが第2セット以降も連取してストレートで勝利。サントリーはブロック7本、アタック決定率は59.4%と高い数字を残したものの、パナソニックはサーブが効果的に決まって、アタック決定率は71.6%とサントリーを圧倒した。
翌4日もパナソニックがサーブ9得点、サーブ効果率は14.7%を記録するなどサントリーを苦しめ、前日に続いてストレートで勝利を収めた。パナソニックのロラン・ティリ監督は「今日の試合はハイレベルで非常によかったと思います。何よりもサーブが素晴らしかった」とコメント。対するサントリーの山村宏太監督は「当然、現状に満足することはありません。この悔しい2連敗を糧に、日々の練習、これからの試合に取り組んでいきたいと思います」と雪辱を誓った。同チームの対戦は3月2日(土)、3日(日)にも控えている。
男子は全チームが24試合を終え、首位パナソニックは連勝で2位サントリーと4勝差とし、V・レギュラーラウンドの優勝争いを1歩リード。すでに出場を決めているパナソニックに続くV・ファイナルステージ進出争いも目が離せない。
V1男子順位推移表(2月4日終了時点)
[V・レギュラーラウンド試合結果]
■2月3日(土)
パナソニック ◯3-0● サントリー
■2月4日(日)
パナソニック ◯3-0● サントリー
■Vリーグとヒュンメルがレフェリーウエアパートナー契約を締結
V1男子V・レギュラーラウンド順位表(2月4日終了時点)
順位 |
チーム |
試合数 |
勝 |
負 |
勝率 |
P |
得S |
失S |
S率 |
1 |
パナソニック |
24 |
23 |
1 |
0.96 |
68 |
69 |
9 |
7.67 |
2 |
サントリー |
24 |
19 |
5 |
0.79 |
54 |
60 |
28 |
2.14 |
3 |
WD名古屋 |
24 |
18 |
6 |
0.75 |
54 |
60 |
28 |
2.14 |
4 |
JT広島 |
24 |
17 |
7 |
0.71 |
51 |
58 |
36 |
1.61 |
5 |
日鉄堺BZ |
24 |
14 |
10 |
0.58 |
41 |
48 |
39 |
1.23 |
6 |
東レ |
24 |
11 |
13 |
0.46 |
30 |
44 |
52 |
0.85 |
6位以上がV・ファイナルステージ進出 | |||||||||
7 |
東京GB |
24 |
8 |
16 |
0.33 |
28 |
38 |
51 |
0.75 |
8 |
ジェイテクト |
24 |
7 |
17 |
0.29 |
21 |
29 |
55 |
0.53 |
9 |
ヴォレアス |
24 |
2 |
22 |
0.08 |
7 |
16 |
68 |
0.24 |
10 |
VC長野 |
24 |
1 |
23 |
0.04 |
6 |
15 |
71 |
0.21 |
※勝率、ポイント、セット率、得点率の順に高いチームが上位、太字はV・ファイナルステージ進出決定チーム
P:ポイント
S:セット
V1男子試合結果一覧(2月4日終了時点)