V・ファイナルステージ進出を決めたサントリー【写真:長尾里絵】
バレーボールの国内最高峰リーグ、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)のV・レギュラーラウンドは2月7日(水)〜11日(日・祝)に5会場で10試合が行われた。
サントリーサンバーズはAsueアリーナ大阪(大阪府大阪市)でジェイテクトSTINGSと10日、11日に対戦。ドミトリー・ムセルスキーやアライン デ アルマスらの強力な攻撃と藤中謙也、藤中颯志らの安定したディフェンスで連勝した。この結果、V・レギュラーラウンド6位以上が確定し、パナソニックに続いてV・ファイナルステージ進出を決めた。
V・ファイナルステージ進出争いは白熱。7位の東京グレートベアーズはアリーナ立川立飛(東京都立川市)にて平日夜開催のホームゲームで4位JTサンダーズ広島と激突。7日はラファエル・アラウージョ、柳田将洋、内定選手である後藤陸翔が活躍もあって勝利し、6位東レアローズに2勝差と迫る。翌8日(木)の試合も柳田、アラウージョ、後藤が攻撃を引っ張ると試合はフルセットへ。惜しくも敗れたが、平日開催ながら両日とも2000人超えの観客を大いに沸かせた。
6位東レは、3位ウルフドッグ名古屋とエントリオ(愛知県稲沢市)で対戦。10日はストレートで敗れたが、11日はサーブで攻めると切り返しの攻撃も機能する。クリスティアン・パダルが24得点、小澤宙輝が18得点、富田将馬が16得点をあげて、フルセットにもつれた試合をものにして連敗を阻止。激しくなるV・ファイナルステージ進出争いにおいて大きな1勝をあげた。
V1男子順位推移表(2月11日終了時点)
[V・レギュラーラウンド試合結果]
■2月7日(水)
東京GB ◯3-1● JT広島
■2月8日(木)
JT広島 ◯3-2● 東京GB
■2月10日(土)
サントリー ◯3-1● ジェイテクト
パナソニック ◯3-0● VC長野
日鉄堺BZ ◯3-0● ヴォレアス
WD名古屋 ◯3-0● 東レ
■2月11日(日)
サントリー ◯3-0● ジェイテクト
東レ ◯3-2● WD名古屋
パナソニック ◯3-0● VC長野
日鉄堺BZ ◯3-2● ヴォレアス
■Vリーグとヒュンメルがレフェリーウエアパートナー契約を締結
V1男子V・レギュラーラウンド順位表(2月11日終了時点)
順位 |
チーム |
試合数 |
勝 |
負 |
勝率 |
P |
得S |
失S |
S率 |
1 |
パナソニック |
26 |
25 |
1 |
0.96 |
74 |
75 |
9 |
8.33 |
2 |
サントリー |
26 |
21 |
5 |
0.81 |
60 |
66 |
29 |
2.28 |
3 |
WD名古屋 |
26 |
19 |
7 |
0.73 |
58 |
65 |
31 |
2.10 |
4 |
JT広島 |
26 |
18 |
8 |
0.69 |
53 |
62 |
41 |
1.51 |
5 |
日鉄堺BZ |
26 |
16 |
10 |
0.62 |
46 |
54 |
41 |
1.32 |
6 |
東レ |
26 |
12 |
14 |
0.46 |
32 |
47 |
57 |
0.82 |
6位以上がV・ファイナルステージ進出 | |||||||||
7 |
東京GB |
26 |
9 |
17 |
0.35 |
32 |
43 |
55 |
0.78 |
8 |
ジェイテクト |
26 |
7 |
19 |
0.27 |
21 |
30 |
61 |
0.49 |
9 |
ヴォレアス |
26 |
2 |
24 |
0.08 |
8 |
18 |
74 |
0.24 |
10 |
VC長野 |
26 |
1 |
25 |
0.04 |
6 |
15 |
77 |
0.19 |
※勝率、ポイント、セット率、得点率の順に高いチームが上位、太字はV・ファイナルステージ進出決定チーム
P:ポイント
S:セット
V1男子試合結果一覧(2月11日終了時点)