前人未到の500試合出場を達成した松本慶彦(写真提供:日鉄堺BZ)
バレーボールの国内トップリーグ、VリーグV1男子の日本製鉄堺ブレイザーズに所属する松本慶彦は、2月18日(日)に大浜だいしんアリーナ(大阪府堺市)で行われた日鉄堺BZ対サントリーサンバーズの試合で、Vリーグ通算出場試合数500試合を達成した。
高校、大学やNEC時代、堺での優勝などキャリアを写真で振り返る
松本は中央大を卒業、NECブルーロケッツに入団して第10回Vリーグ(2003/04シーズン)から出場を重ね、堺ブレイザーズ(現:日本製鉄堺ブレイザーズ)には2009/10シーズンより在籍している。跳躍力と安定感を武器にいずれのチームでも主力として活躍し、2005/06シーズンにはNECで、2011/12、2014/15シーズンには堺でそれぞれスパイク賞、ベスト6を受賞。日本代表としては、2008年の北京オリンピックに出場している。
Vリーグの歴代最多通算出場試合数記録は、2019年11月9日(土)のウルフドッグス名古屋戦で当時サントリーサンバーズの山村宏太(現・同チーム監督)が持っていた352試合を超えて日本記録を達成。以降、2021年2月21日(日)のFC東京戦で400試合、今回は500試合に到達と、記録の更新を続けている。
コメントとプロフィールは下記の通り。
■松本慶彦(まつもと・よしひこ)
ミドルブロッカー/1981年1月7日生まれ/身長193cm/長野県長野市出身/岡谷工高(長野)→中央大→NEC
■コメント
「この記録は個人の記録ですが、私一人で達成した記録だとは思っていません。チームメートやチームスタッフ、スポンサーさま、サポーターの皆さまとともに達成した記録です。次の目標はまず、501試合目に出場し、その後も一つ一つの試合を大切に積み上げて優勝を目指すことです。引き続き応援をよろしくお願いいたします」
■記録達成日
2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN
2月18日(日)vs. サントリーサンバーズ(大浜だいしんアリーナ)
男子通算出場試合数ランキング(10位まで)
2024年2月18日現在
※(★)は2023-24シーズン登録選手
順位 |
氏名 |
所属チーム |
試合数 |
1 |
松本 慶彦(★) |
日本製鉄堺ブレイザーズ |
500 |
2 |
米山 裕太(★) |
東レアローズ |
432 |
3 |
永野 健(★) |
パナソニックパンサーズ |
421 |
4 |
富松 崇彰 |
東レアローズ |
382 |
5 |
白澤 健児 |
パナソニックパンサーズ |
372 |
6 |
清水 邦広(★) |
パナソニックパンサーズ |
371 |
7 |
山村 宏太 |
サントリーサンバーズ |
352 |
8 |
近 裕崇(★) |
ウルフドッグス名古屋 |
351 |
9 |
深津 旭弘(★) |
東京グレートベアーズ |
345 |
10 |
古賀 幸一郎 |
ウルフドッグス名古屋 |
333 |