バレーボールの国内最高峰リーグ、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)のV・ファイナルステージ、ファイナルが3月3日(日)に高崎アリーナ(群馬県)で行われ、NECレッドロケッツがJTマーヴェラスを3-1で下し2年連続8度目の優勝を飾った。
V・レギュラーラウンド(RR)をJTが22勝0敗の1位で、NECが18勝4敗の2位で通過しV・ファイナルステージへと進出。RRの順位によりセミファイナルからの出場となった両チームは、JTが埼玉上尾メディックスを、NECはトヨタ車体クインシーズをそれぞれ下してファイナルへと進んだ。今季RRでの2度の対戦では、いずれもJTが勝利していたが、昨年末に行われた皇后杯の準決勝ではNECが勝利していた。
第1セット序盤はJTが先行するが、終盤にダニエル・ドルーズ、アチャラポーン・コンヨットの連続得点などでNECが逆転に成功。そのあとジュースにもつれ込んだが、NECが突き放してセットを先取。続く第2セットもお互いに譲らず30点を超える接戦となるが、古賀紗理那が連続でスパイクを決めてNECが連取した。第3セット、後がなくなったJTが、中盤に小川愛里奈のクイック、ブロックを含む連続ブレイクで引き離してセットを奪い返した。迎えた第4セット、中盤に山田二千華のブロックなどで連続得点を奪ったNECが流れをつかんだ。その後も古賀のバックアタックを効果的に織り交ぜるなど、JTに的を絞らせずに試合を優位に進めたNECが、2年連続で皇后杯との二冠を達成した。
試合結果は以下の通り。
【V1女子 V・ファイナルステージ】
■2024年3月3日(日)
会場:高崎アリーナ(群馬県)
<ファイナル>
NECレッドロケッツ 3(27-25,32-30,16-25,25-17)1 JTマーヴェラス
■女子はNECが連覇を達成、男子はパナソニックが5大会ぶりに優勝 天皇杯・皇后杯全日本選手権
■忠願寺莉桜がMVP 全中選抜女子がイタリアの国際大会で優勝 現地で石川祐希と対面も
優勝の瞬間です‼️#NECレッドロケッツ #挑 pic.twitter.com/AlXCF8FcdN
— NECレッドロケッツ (@nec_rr_official) March 3, 2024