VリーグV1男子 パナソニックとサントリーがファイナルへ
- SV男子
- 2024.03.25
パナソニックパンサーズ【写真:@JVL】
バレーボールの国内最高峰リーグ、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)のV・ファイナルステージが開幕。3月23日(土)にクォーターファイナル2試合、24日(日)にセミファイナル2試合がいずれも大田区総合体育館(東京)で行われた。
V・ファイナルステージはV・レギュラーラウンド(RR)上位6チームによって行われ、RRの順位により決定した組み合わせによる1戦方式のトーナメントで優勝を決定する。
クォーターファイナルの第1試合ではウルフドッグス名古屋(RR3位)と東レアローズ(RR6位)が対戦。RRでの直接対決は2勝2敗と五分だったが、4試合中2試合がフルセットの接戦だった。この試合も互いに譲らず交互にセットを取り合い、フルセットへともつれ込んだが、東レが接戦を制してセミファイナルへと駒を進めた。チーム最多得点を誇るバルトシュ・クレクが欠場した昨季王者のWD名古屋は、椿山竜介と高梨健太が2桁得点をあげるなど奮闘するも及ばなかった。
第2試合では、JTサンダーズ広島(RR4位)と日本製鉄堺ブレイザーズ(同5位)が対戦。RRで4度対戦し、やはり2勝2敗と星を分け合っていた。今回はアーロン・ラッセルが両チーム最多の22得点あげて攻撃をけん引したJT広島が3-1で勝利し、セミファイナル進出を決めた。
24日のセミファイナルからRR1位のパナソニックパンサーズとRR2位のサントリーサンバーズが登場。まずはドミトリー・ムセルスキーがアタック31得点中バックアタックで15得点を決めるなど、サントリーがコートを広く使った攻撃で東レを3-1で下し4年連続でファイナル進出を決めた。
もう一試合ではパナソニックがJT広島と対戦。ジェスキー・トーマスの20得点をはじめ、大塚達宣と西山大翔がいずれも11得点と、3選手が2桁得点をあげたパナソニックがストレートでJT広島を下し、ファイナルへと駒を進めた。
3月30日(土)にWD名古屋と日鉄堺BZによる5位決定戦およびJT広島と東レの3位決定戦が、31日(日)にパナソニックとサントリーによる優勝決定戦が、いずれも有明コロシアム(東京)で行われる。
試合結果とファイナルの試合予定は以下の通り。
【V1男子 V・ファイナルステージ】
会場:大田区総合体育館(東京都)
<クォーターファイナル>
■2024年3月23日(土)
東レアローズ(RR6位) 3(25-22,24-26,25-23,23-25,15-12)2 ウルフドッグス名古屋(RR3位)
JTサンダーズ広島(RR4位) 3(25-21,26-28,25-21,25-23)1 日本製鉄堺ブレイザーズ(RR5位)
<セミファイナル>
■3月24日(日)
サントリーサンバーズ(RR2位) 3(25-20,25-21,23-25,25-23)1 東レアローズ
パナソニックパンサーズ(RR1位) 3(25-23,25-21,25-13)0 JTサンダーズ広島
<ファイナル>
会場:有明コロシアム(東京)
※試合開始時間は予定
■3月30日(土)
[第1試合 12:00~]
5位決定戦
ウルフドッグス名古屋 × 日本製鉄堺ブレイザーズ
[第2試合 16:05~]
3位決定戦
JTサンダーズ広島 × 東レアローズ
■3月31日(日)
優勝決定戦
[14:09~]
パナソニックパンサーズ × サントリーサンバーズ
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