バレーボール国内リーグのVリーグV1男子、ウルフドッグス名古屋は2023-24シーズンをもって小川智大、勝岡将斗、中野倭の選手3名とアナリストの藤本巧太郎が退団することを4月3日(水)に発表した。
小川智大は明治大から2019-20シーズンに入団すると安定したディフェンスとトスなどのつなぎのプレーを武器に勝利に貢献。ベストリベロ賞とサーブレシーブ賞を3度ずつ受賞するなど、ウルフドッグスのディフェンスの要を担った。
勝岡将斗は大阪産大から2019-20シーズンに入団。テクニックを武器にプレーしたほか、明るい性格でチームのムードメーカーとしても存在感を発揮した。
中野倭は2022-23シーズンに入団。持ち味のハンドリングと相手の裏をかくトスワークが光った。
藤本巧太郎アナリストは中央大から2019-20シーズンに入団し、5シーズンに渡りチームの戦術面で貢献した。
またすでに発表されていたバルトシュ・クレクの退団コメント、椿山竜介の引退コメントも合わせて発表された。退団選手の今後については未定。
各選手のプロフィールとコメントは下記の通り。
■小川智大(おがわ・ともひろ)
リベロ/身長175cm/1996年7月4日生まれ/神奈川県出身/川崎橘高→明治大
■コメント
このチームで優勝も経験させてもらい自分自身のスキルを格段に成長させていただきました。ウルフドッグス名古屋のチームメートはほんとうに自由でなおかつバレーボールが大好きな集団だと常々感じでいて、そんな素晴らしい環境で5年間バレーボールができて本当に幸せでした。
ほんとうに楽しかった! そして幸せでした! またこのチームのユニフォームを着て試合をしたい!
そう思える最高のチームでした!!!
またすぐにでもお会いしましょう! ほんとうにありがとうございました!
■勝岡将斗(かつおか・まさと)
アウトサイドヒッター/身長182cm/1996年7月3日生まれ/広島県出身/崇徳高→大阪産大
■コメント
5年間という長いようで短い期間でしたが、5人の同期(勝岡、小川、高梨健太、永露元稀、藤本アナリスト)やチームメート、スタッフに恵まれ、Vリーグ、天皇杯、黒鷲旗で優勝という大変貴重な経験をさせていただきました。
また、こんなにたくさんのファンの方々に応援していただける「ウルフドッグス名古屋」という最高のチームに出会うことができて幸せです。ありがとうございました。
■中野 倭(なかの・やまと)
セッター/身長179cm/1999年10月2日生まれ/和歌山県出身/開智高→近畿大→近畿
■コメント
僕自身、チームメートが大好きすぎてチームを離れることがとても悲しいですが、今後さまざまな挑戦をしたいと思い、退団という形を決断しました。僕自身の決断を尊重して送り出してくれるチームメンバー、スタッフ、そしてこれまでにバレーボールをするにあたって何不自由ない素晴らしい環境を作っていただいたウルフドッグス名古屋の関係者の皆さんに心から感謝しています。
最後に、いいときも悪いときもいつも応援してくれたファンの皆さんほんとうにありがとうございました。レベルアップした中野倭を皆さんにお見せできるようにこれからもより一層頑張ります。僕にとってこの2年間は宝物です。ありがとうございました。
■バルトシュ・クレク コメント
ウルフドッグス名古屋での4年間はほんとうに素晴らしいものでした。
ほんとうにありがとうございました。ウルフドッグス名古屋の中心として、こんなに長くプレーできたことを誇りに思います。
これからもウルフドッグス名古屋のますますの発展を願っています。
僕はチームを去りますが、ずっとウルフドッグス名古屋の一番のファンでいますので、皆さんも僕がいなくなってもずっとウルフドッグス名古屋のファンでいてほしいです。ありがとうございました!
■椿山竜介コメント
2016年にサントリーから移籍して、8シーズンやらせていただきました。こんな平凡な選手がここまでプレーできたのも、豊田合成株式会社をはじめ、TG SPORTS、ウルフドッグス名古屋のスタッフ、メンバー、そして何よりファンの皆さまのおかげです。ほんとうにありがとうございました。天皇杯、Vリーグ、黒鷲旗、すべての大会で優勝を経験することができ、後悔は一つもありません。本当に最高のバレーボール生活でした。
今後は試合会場でお手伝いすることがあると思いますのでお声を掛けていただけたらうれしいです。