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春高2025

小学生24チームが“憧れの”東京体育館でプレー 東京杉一クラブが「みんな1番大会」を開催

  • 学生
  • 2024.04.12

 小学生バレーボールの「第3回宇賀田杯 みんな1番大会」が42日、東京体育館(東京)で開催され、関東近郊を中心に24チームが参加。夏の全国小学生大会のメイン会場でもある東京体育館でボールを追いかけた。

 

閉会式では参加全チームにトロフィーが贈られた

 

 この大会はコロナ禍で試合機会が減少したなか、東京の「東京杉一クラブ」の宇賀田眞一総監督の呼びかけによって始まったもので、大会名のとおり“みんなが1番”をモットーに、順位を競うものの参加全チームに“1番”と刻まれたトロフィーが授与される。開会式には元男子日本代表で、現在は東京都バレーボール協会会長を務める朝日健太郎参議院議員が「(新年度を迎え)学年が一つ上がって初めての大会です。その分、これまでやってきたなかでも“いちばんうまくできた”“いちばんいいプレーができた”“いちばんうれしかった”“いちばん悔しかった”体験をしてください」とエールを送った。

 

大会を主催する東京杉一クラブの選手たちとの記念写真に応じた朝日氏

 

 大会はまず一次予選として4チームごとのトーナメントが行われ、その順位によって二次予選、さらに三次予選と組み分けられ、最終的に決勝トーナメントを実施。どのチームも計9セットないし最大10セットをプレーできるように設定され、夏の全国大会に向けて、格好の実戦機会となった。

 閉会式で宇賀田総監督は「一生懸命バレーボールをしてくれたみんな、応援してくださった保護者の方々、運営に携わった全員がいちばん頑張った、そんな大会になりました」と感謝。「ここでバレーボールができてうれしかった人――?」という投げかけに、目いっぱいに手を挙げる小学生たちの様子が見られた。

 

丸山ボーイズ(男子/奥)と比叡平(混合/手前)による決勝

 

(取材・写真/坂口功将)

 

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