バレーボールのVリーグ、V1男子の日本製鉄堺ブレイザーズは出耒田敬の現役引退と千葉進也監督、梅本鈴太郎が退団することを4月22日(月)に発表した。
出耒田は大学在学中、V・チャレンジリーグ(当時)のつくばユナイテッドSunGAIAでVリーグデビュー。大学卒業後、堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)に入団し、高さのあるクイックやブロックなどを武器に活躍するとともに、キャプテンを務めるなどチームを支えた。2021-22シーズンにはVリーグ通算230試合出場を達成し、Vリーグ栄誉賞を受賞するなど長きにわたりチームに貢献した。
出耒田にとって5月1日(水)からAsueアリーナ大阪で開催される第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が選手として最後の試合となる。
梅本は2020-21シーズンに内定選手としてVリーグデビュー。気迫あふれるプレーでチームに貢献し、今シーズンは16試合に出場した。
千葉監督は2019年から2021年にGM兼強化部長を務めたあと、2021-22シーズンから監督に就任。昨シーズン、今シーズンと2年連続でV・ファイナルステージ進出を果たした。
千葉監督と梅本は5月31日付で退団する予定。
■出耒田 敬(できた・たかし)
ミドルブロッカー/身長200cm/1991年8月13日生まれ/北海道出身/札幌一高→筑波大・つくば
▼コメント
2013/14シーズンに入団し、以来10年間の長きにわたりたくさんの応援ありがとうございました。目標とした優勝という結果を残すことはできませんでしたが、チーム一丸となって、日本一を目指し戦い続けてきたこの10年間は、自分の人生にとってかけがえのない財産となりました。これからは、バレーボールを通じて得た多くの経験を糧にして、新たな人生へつなげていきたいと思います。
■梅本鈴太郎(うめもと・りんたろう)
ミドルブロッカー/身長193cm/1998年4月9日生まれ/長崎県出身/鎮西学院高→中央大
▼コメント
加入から4シーズンという短い期間でしたが、多くの貴重な経験をさせていただきました。今後もこの経験を生かして日々精進いたします。
■千葉進也(ちば・しんや)
監督/1977年12月5日生まれ
▼コメント
監督に就任してから3年間、いろいろなことがありましたが、いつも支えていただいたチーム関係者の皆さまや信頼するチームスタッフ、常に上を目指して本気で取り組む選手たちがいたから、ここまでやってこられました。日本一という結果で恩返しができなかったことは非常に残念ですが、ブレイザーズは皆さんとともに成長し続けるチームですので、引き続き日本一熱い応援でチームを支えてください。
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■日鉄堺BZ 松本慶彦が前人未到のVリーグ通算500試合出場
今までありがとうございました。
— 出耒田 敬 (@t0813d) April 22, 2024
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