2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)の全日程が4月22日(土)に終了し、最終順位と個人賞が決定した。国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)で行われた2022-23 V・ファイナルステージ ファイナルの試合前には、各個人賞受賞者が表彰式に出席した
(左から)色摩、山岸、鍋谷
今シーズンでVリーグ特別表彰制度「Vリーグ栄誉賞」(※)の表彰基準の一つに到達したのが鍋谷友理枝(PFU)、山岸あかね(埼玉上尾)、色摩知巳(GSS東京)の3名。主力として長年チームを引っ張ってきた選手たちがその喜びを口にすると、会場は温かい空気に包まれた。
鍋谷「こうして受賞することができてうれしく思います。試合前ですが、ほんとうにたくさんの人に来ていただいて、改めてこういう場でプレーすることができるのは幸せなことだと感じます。
230試合出場を達成することができたのは、皆さんのご声援のおかげだと思っています。来シーズンがどうなるかはわからないですが、私なりにまたバレーボールと向き合って頑張っていけたらと思います。応援よろしくお願いします」
山岸「うれしい気持ちでいっぱいです。私が入団した当初は下のリーグ(V・チャレンジリーグ)にいて、昇格、降格、また昇格と、たくさんの経験をして、ここまでくることができて。皆さんの支えのおかげかなと思います。
ここ(ファイナル)で試合をすることが目標だったので、来ることができずに残念ですが、この雰囲気を少しでも味わうことができて、来シーズンにつながるかなと思います。
栄誉賞を受賞することができてうれしいですし、それもたくさんの方の支えのおかげだと思います。いろいろなことにまだまだ挑戦しながら、これからも頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
色摩「このような場に来られると思っていなかったので、とてもうれしく思います。
高校を卒業して15年はほんとうに長かったけれど、あっという間に1年1年が過ぎて。重みを感じています。(長く活躍するためには)バレーができる感謝の気持ちが大きいのと、バレーが大好きでここまでこられたと思います。
私は今シーズンで引退して、たくさんの方に感謝の気持ちでいっぱいです。GSS東京サンビームズとともに、Vリーグの応援をお願いします」
※Vリーグ栄誉賞
Vリーグ機構では下記のいずれかの記録を達成した選手をVリーグ栄誉賞として表彰している。
(1)優勝に貢献した選手
最高殊勲選手賞・敢闘賞の受賞回数が、男子5回、女子4回以上に該当する選手
(2)個人記録で傑出した選手
最高殊勲選手賞・敢闘賞を除く個人賞の受賞回数が、男子10回、女子8回以上に該当する選手
(3)長期にわたってVリーグで活躍している選手
Vリーグ(1994/95シーズン以降)の試合出場が10シーズン以上で230試合以上出場した選手