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パナソニック 永野健の現役引退を発表

 バレーボールのVリーグ、V1男子のパナソニックパンサーズは永野健が第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会をもって現役引退することを4月29日(月・祝)に発表した。パナソニックは12日にも引退選手を発表しており、追加発表。

 

 永野は2007/08シーズンに入団しVリーグデビュー。1年目から出場機会を得ると、ファイナルにも出場するなど優勝に貢献し、自身もベストリベロ賞を受賞。そのあとも、V・プレミアリーグ、天皇杯、黒鷲旗を優勝する三冠を3度(2009/10、2011/12、2017/18)経験するなど、数多くのタイトル獲得に貢献した。長きにわたり活躍を続け、2016/17シーズンにはVリーグ通算230試合出場を達成し、Vリーグ栄誉賞を受賞したほか、Vリーグにおいて2010-11シーズンから3季連続でベストリベロ賞を受賞(2011/12、2012/13はサーブレシーブ賞も受賞)するなど、多くのタイトルを獲得。2019-20シーズンには個人賞の受賞回数が10回以上の選手に贈られるVリーグ栄誉賞も受賞した。また、日本代表としても2009年の初選出以降、世界選手権やワールドカップ、オリンピック世界最終予選など数多くの大会に出場した。

 永野にとって5月1日(水)からAsueアリーナ大阪で開催される第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が選手として最後の試合となる。

 

 永野の詳細およびコメントは下記の通り。

 

 

永野健(パナソニックパンサーズ)【写真:月刊バレーボール】

 

■永野 健(ながの・たけし)

リベロ/身長176cm/1985年7月11日生まれ/長崎県出身/佐世保南高→筑波大

▼コメント

 パンサーズとしてともに戦った仲間や、応援してくれたファンの皆さまとともに過ごした時間は、僕にとってかけがえのない財産です。バレーを通じてたくさんの人たちに出会い、たくさんの方々の支えがあり、とても言葉では言い表せないような感謝の気持ちであふれるバレーボール人生でした。勝ち続けた先に見える景色や、勝ち続けることで誰もが知りえないプレッシャーを経験し、これまでいただいた皆さまからのたくさんの思いも、すべて胸にとどめながら新しいステージに進んでいきます。

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