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春高2025

身長190㎝カルテット登場なるか 春高連覇の駿台学園高が2度目の黒鷲旗へ

  • クラブ
  • 2024.05.01

第72回黒鷲旗全日本男女選抜大会が5月1日(水)~6日(月・振)、Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で行われる。Vリーグから大学、高校、クラブチームとカテゴリーの垣根を越えて頂点を争う大会。男子では、春高王者の駿台学園高(東京)が高校生で唯一出場する

 

 

川野琢磨(駿台学園高)

 

厚い選手層で

相手に合わせてメンバーをチョイス

 

 Vリーグ勢顔負けの「身長190㎝カルテット」を擁し、駿台学園高が2度目の黒鷲旗に乗り込む。

 

 春高連覇を飾った昨年度は、中型選手たちのお手本になるような戦いだった。身長180㎝の亀岡聖成キャプテン(筑波大1年)らが高校屈指の守りでボールを落とさず、そこから多彩な攻撃を展開して全国二冠に輝いた。

 

 だが、全国中学生選抜でプレーした194㎝の小布施琢磨、攻守にセンスが光る190㎝の落合康陽(ともに1年)が加わった新チームでは、そのカラーが一変。3月の全国私立高等学校男女選手権大会(さくらVOLLEY)決勝(対洛南高〔京都〕)では、192㎝の敷浪孝一、そして中学時代から注目を集める197㎝の川野琢磨(ともに3年)を含む「身長190㎝カルテット」がコートに立った。

 

 梅川大介監督が「身長190㎝台の選手が4人入ることは高校ではなかなかない。できれば夢のあるチームを目指したい」と語っていたメンバーの活躍もあり、さくらVOLLEYは失セット0、ジュースにもつれ込んだのもわずか1セットと圧倒した。

 

 決勝こそ高さが光る布陣だったが、「誰が出ても勝つバレー」は変わらず。その洛南高戦までは、植草光稀や昨年度のレギュラーであるミドルブロッカー高澤大馳らもコートに立ち、相手に合わせたベストメンバーをチョイス。春高ベストリベロ賞に輝いた谷本悦司キャプテン、セッター三宅綜大ら中心選手がどっしりとチームを支える。

 

 昨年度は天皇杯関東ブロックラウンドで筑波大を破って本戦に進むなど、高校生の枠に収まらない戦いを見せてきた。サントリーサンバーズ、北海道イエロースターズ、順天堂大と争うグループ戦でも、爪あとを起こす予感だ。

 

 

さくらVOLLEYは失セット0で優勝。今年度も楽しみな選手がそろう

 

 また高校女子では昨年度全国二冠の下北沢成徳高(東京)と金蘭会高(大阪)が出場する。下北沢成徳高はリベロ内澤明未(東京女体大1年)以外はスタメンが残る高さのある布陣。アンダーエイジカテゴリー日本代表候補合宿では全国トップの選手数が招集された金蘭会高は、厚い選手層でVリーグチームに挑む。

 

 

<大会日程>

 

会場:Asueアリーナ大阪

 

5月1日(水)~3日(金・祝) グループ戦

 

5月4日(土・祝) 準々決勝

 

5月5日(日・祝) 準決勝

 

5月6日(月・振) 決勝

 

※グループ戦から決勝まで全試合が無料ライブ配信予定。詳細はこちら

 

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