バレーボール国内リーグのVリーグV1女子に所属するデンソーエアリービーズは、中元南の引退と横田真未、横田紗椰香、鈴木健史テクニカルコーチが2023-24シーズンをもって退団することを4月30日(火)に発表した。
中元は柏井高から2016年に入団。サーブレシーブと高さのあるスパイクを武器に勝利に貢献し、今季はキャプテンも務めていた。2022年に日本代表へ初選出され、2023年に行われた第19回アジア競技大会(2022/杭州)での銀メダル獲得に貢献した。
横田真未は2020年に東海大から入団し、ブロックと速さのある攻撃を武器に頭角を表すと、2020-21シーズンの最優秀新人賞を獲得した。また2022年に女子日本代表に初選出されネーションズリーグ、世界選手権などの国際大会でも活躍した。同時に退団が発表された横田紗椰香は妹。
その横田紗椰香は2022年に東海大から入団。パワーのあるスパイクと移動攻撃を武器に活躍。姉妹でコートに立つ姿も多くみられた。2023年に行われたFISUワールドユニバーシティゲームズ[旧ユニバーシアード競技大会](2021/成都)に日本代表として出場し、銀メダル獲得に貢献した。
選手のプロフィールとコメントは下記の通り。
中元南【写真:中川和泉(NBP)】
■中元 南(なかもと・みなみ)
アウトサイドヒッター/177cm/1997年5月14日生まれ/千葉県出身/柏井高
▼コメント
黒鷲旗をもって引退することになります。
まずは入団前にケガをしているなかでも声をかけ続けてくれた、エアリービーズに感謝しています。
チームの一員として戦えた9年は、とても充実していました。悔しい期間も長くあったし、いろいろな経験をすることもできました。
そして、どんなときでも応援してくれる家族、ファンの方々にも感謝の気持ちを伝えたいです。
横田真未【写真:中川和泉(NBP)】
■横田真未(よこた・まみ)
ミドルブロッカー/177cm/1997年12月10日生まれ/愛知県出身/古川学園高→東海大
▼コメント
エアリービーズに入団してから、どんな時も、温かい応援を届けてくださったファンの皆さま、苦しいときも変わらずサポートしてくださった関係者の皆さま、多くの支えの中で大好きなバレーボールに全力で打ち込むことができました。このような恵まれた環境でプレーさせて頂き、感謝しています。
横田紗椰香【写真:石塚康隆(NBP)】
■横田紗椰香(よこた・さやか)
ミドルブロッカー/177cm/1999年9月30日生まれ/愛知県出身/古川学園高→東海大
▼コメント
2シーズンという短い期間ではありましたが、いろいろな経験や学びがあり、仲間と同じ目標に向かって戦った日々はとても充実した時間になりました。今後はこの経験を糧により一層成長し、強くなります。
そしてファンの皆さま、たくさんの応援ほんとうにありがとうございました。
鈴木健史テクニカルコーチ【写真:©︎JVL】
■鈴木健史(すずき・けんし)
テクニカルコーチ/1980年11月14日生まれ/愛知県出身/筑波大
▼コメント
私がデンソーエアリービーズのアナリストとして歩み始めたのは、2006年のことです。それからの年月を経て、今、新しい経験を求めてチームを退団する決断をしました。皆さまと共に過ごした日々は、私のキャリアにおいて忘れがたい貴重な経験となりました。新しい環境での経験を積むことは私自身の成長にとっても、そしてエアリービーズの未来にとっても、有益なものと信じています。外部で得た知見をいずれエアリービーズに還元し、チームの発展に貢献することを楽しみにしています。
コメント全文はこちら
これまでバレーボールに打ち込めたのも
— 中元 南 (@yyDrlJ353zHiv2a) April 30, 2024
関わってくださった皆様のおかげです。
最後まで応援よろしくお願いします🐝❤︎ https://t.co/kPqlnzYwx0