【写真：Volleyball World】

　バレーボールネーションズリーグ（VNL）2024男子予選ラウンド第1週リオデジャネイロ大会の3日目、日本（FIVBランキング4位）は、現地5月23日（木）にセルビア（同9位）と対戦し3-0で勝利した。

　初戦でアルゼンチンに逆転勝利した日本は、初戦でイランに競り勝ったセルビアと対戦。セルビアとは昨年、VNL予選ラウンドとFIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023で対戦しており、いずれも日本が勝利していた。

　第1セットは互いに譲らず中盤まで進むが、西田有志、大塚達宣のサービスエースなどで点差を広げた日本が先取。リベロ小川智大の守りも光った。

　第2セットはセルビアに先行を許すが、中盤に追いつき西田のスパイクで逆転。小野寺太志のブロックでリードを広げると、終盤にも関田誠大のサービスエースや山内晶大のブロックなどで連続得点を奪って連取した。

　第3セット、中盤に大塚の連続得点で抜け出した日本が先行。あとがなくなったセルビアも終盤に連続得点で1点差まで追い上げるが、最後はセルビアのスパイクがアウトとなり、ストレートで2勝目を手にした。

　VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各国で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定する。また今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあり、予選ラウンド終了時点でのFIVBランキングによって出場国が決定する。日本の男子は、昨年行われたFIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023ですでに出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド

第1週リオデジャネイロ大会

日本（FIVBランキング4位） 3-0 セルビア（同9位）

（25-20,25-16,25-22）

■日本の第1セットスターティングメンバー

山内、西田、甲斐、小野寺、関田、大塚、リベロ小川

■日本のトップスコアラー（上位3人）

西田　16得点（アタック11得点、ブロック3得点、サーブ2得点）

甲斐　10得点（アタック10得点）

山内　9得点（アタック6得点、ブロック2得点、サーブ1得点）

■日本の次戦（予選ラウンド第3戦）

5月24日（金）14:00（日本時間翌2:00）

対戦相手：キューバ（FIVBランキング10位）

■次戦のテレビ放送、配信予定（日本時間）

BS-TBS　5/25（土）21:00〜

U-NEXT　5/25（土）1:50〜

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

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