【写真:Volleyball World】
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024 福岡大会、男子予選ラウンド第2週の2日目となる6月5日(水)、日本(FIVBランキング4位)はドイツ(同12位)に3-2で勝利し、通算5勝1敗とした。
今大会、すでにパリオリンピック出場を決めている相手と顔を合わせるのは初めて。日本は前日のイラン戦からは山内晶大を髙橋健太郎に、小川智大を山本智大にスイッチしてスタートした。第1セットはわずかに先行しつつもドイツを突き放せず、競り合いが続く。しかし終盤に西田有志のスパイクや髙橋(健)のブロックなどで連続得点、最後は石川祐希主将と関田誠大のコンビによる機転のきいたバックアタックでセットを先取した。
第2セットはサーブの走ったドイツに奪われ、第3セットも追う展開。中盤に髙橋藍や小野寺太志の活躍でブレイクを重ねて逆転したが、追いつかれてジュースへもつれ込む。セットポイントを握ったがチャンスから決めきれず、このセットも失った。
流れの欲しい第4セットは山内が先発。序盤に連続サービスエースを決められるが、ブロックで追いつき競り合いを続けると、23-23から相手ミスと石川主将のブロックでもぎ取り、勝負は最終第5セットへ。6-6から西田が決めて抜け出すと、9-7からは石川主将の強打やサービスエースなどで4連続得点を奪い、逃げきって激戦を制した。
VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各地で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定。今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあるが、日本の男子は昨年のFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023ですでに出場権を獲得している。
■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド
第2週福岡大会
日本(FIVBランキング4位) 3-2 ドイツ(同12位)
(25-22、22-25、25-27、25-23、15-8)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関田、石川、髙橋健、西田、髙橋藍、小野寺、リベロ山本
■日本のトップスコアラー(上位4人)
西田 21得点(アタック21得点)
石川 21得点(アタック18得点、ブロック2得点、サーブ1得点)
髙橋藍 16得点(アタック15得点、ブロック1得点)
小野寺 15得点(アタック10得点、ブロック4得点、サーブ1得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第7戦)
6月7日(金)19:20
対戦相手:ポーランド(FIVBランキング1位)
■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)
TBS系列地上波 6月7日(金)19:00~(全国ネット/関東一部地域は18:50~)
U-NEXT 6月7日(金)ライブ配信予定
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
VNLに臨む男子日本代表選手のインタビューや対談などが掲載された
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