令和6年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2024)は、決勝トーナメント3回戦と準々決勝を7月28日(日)に大分県中津市の2会場で実施。3回戦では、7月に行われた近畿大会を制した金蘭会(大阪①)と、前回大会優勝で今大会第1シードの下北沢成徳(東京②)が対戦。金蘭会がフルセットの熱戦を制して準々決勝に勝ち進んだ。
■決勝トーナメント女子3回戦 Aコート第1試合
金蘭会(大阪①)2-1 下北沢成徳(東京②)
(25-20,23-25,25-18)
アンダーエイジカテゴリー日本代表選手を7人擁し、予選グループ戦では東九州龍谷(大分①)を下して勝ち上がった金蘭会が、第1シードの下北沢成徳に挑んだ。
第1セット、金蘭会は①大森咲愛、②西村美波主将の攻撃で8-6とリードするが、下北沢成徳も④イェーモンミャ主将のサービスエースですぐに追いつく。しかし11-11から金蘭会は⑤花岡明里のスパイクや①大森のブロックなど4連続得点で突き放し、セットを奪った。
第2セットは中盤まで一進一退の攻防が繰り広げられたが、15-15から金蘭会は⑪平野シアラの攻撃や⑦馬場柚希のブロックなどで18-15とリード。そのあと金蘭会は22-18とリードを広げたものの、下北沢成徳も粘りを見せ、終盤に3本のブロックを集中させて23-23の同点に追いつくと、③荻野明花の得点でこのセットを取り返した。
第3セットは8-7から金蘭会が①大森のバックアタックでブレイクすると、中盤には②西村のアタックや⑦馬場サービスエースなどで突き放す。最後は⑪平野のライトからのスパイクで25点目を奪い、金蘭会が勝利。準々決勝への切符を手にした。
次戦は同日に行われる決勝トーナメント準々決勝で、人間環境大附岡崎(愛知)と日本ウェルネス(茨城)の試合の勝者と対戦する。
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