駿台学園の川野琢磨(写真は東京都予選時のもの)
令和6年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2024)は男子決勝トーナメント1、2回戦を8月2日(金)に大分県中津市、日田市などの3会場で実施。前回大会優勝の第1シード駿台学園(東京①)が2回戦、近江(滋賀)との対戦から登場し、ストレートで勝利した。
■決勝トーナメント男子2回戦
駿台学園(東京) 2-0 近江(滋賀)
(25-18,25-18)
昨年度インターハイを制し、春高を連覇した駿台学園は、今年5月に行われた黒鷲旗でVリーグV2男子のトップチームにあと一歩で勝利というところまで迫る活躍を見せており、今年度も注目が集まる。近江は予選グループ戦で雄物川(秋田)をフルセットで下し、1回戦で大垣日大高(岐阜)に勝利して勝ち上がった。
第1セット、駿台学園は身長197cmのアウトサイドヒッター①川野琢磨のブロックで1点目を奪うと、④櫻井信人のブロック、⑤高澤大馳のスパイクなど6連続得点もあり8-2と主導権を握る。近江は前衛だけでなく後衛も使いながら攻めるものの、ブレイクを奪うことができない。その後も駿台学園が①川野、④櫻井らが得点を重ねてセットを奪った。
第2セット序盤はサイドアウトを取り合うが4-4から⑤高澤、①川野の攻撃などで3連続得点をあげてリードを奪うと⑭敷浪孝一のブロックも決まり9-5。近江は④村西寛太の攻撃を中心にコンビバレーを展開して食らいつくが、駿台学園は中盤に④櫻井のパイプ攻撃で突き放し、最後は⑥植草光稀に代わってコートに入った1年生オポジット、⑨畠昊太郎のバックアタックが決まり、大会初戦をストレートで勝利した。
駿台学園は、明日3日(土)に行われる決勝トーナメント3回戦に進出、佐賀商(佐賀)と松江工(島根)の勝者と対戦する。
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