女子日本代表【写真:Volleyball World】
パリオリンピック2024のバレーボール競技予選ラウンドは8日目を迎えた。女子日本代表(FIVBランキング7位)は現地8月3日(土)にケニア(同20位)と対戦し、3-0で勝利した。
7月28日(日)の初戦でポーランドに逆転で敗戦、8月1日(木)にはブラジルに敗れ連敗となった日本は、決勝トーナメントへ進出するためにケニア戦でのストレート勝利が最低条件だった。
第1セット、日本は石川のスパイク、荒木のクイック、岩崎の連続サービスエースなどで8-1と好スタートを切る。ケニアもミドルブロッカーの強打で得点を重ねるが、日本は古賀のサービスエース、パイプ攻撃などで15-8。その後も山田や2枚替えでコートに入った和田らが得点を重ね、最後は途中からコートに入っていた宮部の得点でセットを奪った。
第2セット、日本は福留、小島の両リベロが拾ったボールを得点につなげる。5-5から古賀のブロック、バックアタックなどで10-6とリードしたが、ケニアのオルオチのブロックやアタックで追い上げられると、日本はミスで11-12と逆転される。林のスパイクやナムティラのブロックで一進一退、それでも古賀主将のレフトからのスパイクやパイプ攻撃でリードを奪った。さらに石川のスパイクで突き放すと、最後は古賀主将のアタックが決まり、セットを連取した。
第3セット、日本は宮部がコートに残る。石川、宮部のスパイク、山田のブロックなどで8-1とリード。中盤には石川のバックアタック、スパイクなどで得点を重ねて12-5。さらに宮部のスパイク、山田のブロックなどで攻めるとケニアにミスも出て20-8と突き放す。最後は3連続得点、ストレートで勝利を決めた。
日本はこの結果、予選ラウンドB組3位が確定。準々決勝には予選A組、8月4日(日)に行われるアメリカ対フランスの試合でフランスがアメリカに3-0で勝利した場合は、日本の進出が決定する。
■パリオリンピック2024女子バレーボール競技
予選ラウンドB組
日本 3-0 ケニア
(25-17,25-22,25-11)
■日本の第1セットスターティングメンバー
古賀、山田、岩崎、石川、荒木、林、リベロ小島
■日本のトップスコアラー(上位3人)
古賀 16得点(アタック14得点、ブロック1得点、サーブ1得点)
石川 12得点(アタック12得点)
林 9得点(アタック9得点)
※記事内のFIVBランキングは試合前のもの
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