gv-logo

春高2025

ブラン監督「代表選手全員を誇りに思っています」今シーズン総括コメント

  • 男子日本代表
  • 2024.08.19

 フィリップ・ブラン監督(男子日本代表)【写真:Volleyball World】

 

 

 バレーボール男子日本代表のフィリップ・ブラン監督が、今シーズンを総括するコメントを8月16日(金)に発表した。

 

 フィリップ・ブラン監督はパリオリンピックについて、「(オリンピックでのメダル獲得は)非常に高い目標ではあったが、ネーションズリーグで2大会連続のメダル獲得、6月には世界ランキング2位になるなど、プレーの質とこれまでの結果を考えれば現実的であると思っていた」と大会前の思いを語った。

 

 ブラン監督は同大会のターニングポイントとして開幕ドイツ戦の第4セットをあげ、「このセットを奪って、3-1で勝利を収める十分な可能性があった。そうなっていれば、精神的にも、準々決勝前の順位も変わっていたでしょう」と分析しながら、「オリンピックは感情のコントロールがチームのパフォーマンスにおいて特別な役割を担う大会。(メダル獲得を目標に掲げ)その任務の重大さに直面し、自分自身の感情をコントロールするのは至極困難なこと」と特別な大会での精神面のコントロールの難しさを述べた。

 

 ブラン監督は「日本のオリンピックメダリストに名前を刻むという夢を達成させてあげられなかったことが、ほんとうに悲しい」と今大会の結果について悔しい思いを述べた一方で、「このオリンピックまでの間に、私たちは日本のバレーボールの歴史を塗り替えてきた。代表選手全員をとても誇りに思っています」と選手たちへの思いを語った。

 

 今季、パリオリンピックでのメダル獲得を最大の目標に掲げた男子日本代表。バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024では、目標の一つであったVNL予選ラウンド終了時点でのFIVBランキング5位以内(最終的に2位)を達成すると、同大会初の決勝進出を果たし、前回大会を上回る銀メダルを獲得。FIVBランキング2位で挑んだパリオリンピックでは、予選ラウンド1勝2敗でC組3位となるも、予選ラウンド全体8位で決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント初戦の準々決勝では、予選ラウンド全体1位通過のイタリアと対戦。フルセットの末に惜しくも敗れて準々決勝で大会を終え、目標としていたメダル獲得はかなわなかった。

 

■男子日本代表 イタリアに2-3で敗れ準々決勝敗退

■男子日本代表 フランスに敗戦も前回大会を上回る銀メダル

■ブラン監督 パリ五輪メダル獲得へ「1点、2点が試合の明暗を分ける。正しい判断を下す力の向上を」

■いざVNLへ 男子日本代表フィリップ・ブラン監督意気込み全文「チーム全体が本戦を待ちわびている」

■「フィリップ・ブラン男子日本代表監督 世界選手権の激闘を終えて①  

■男子日本代表 フィリップ・ブラン監督の決意①  

  • マグダビッド×関田誠大
  • アシックス×高橋藍
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2024
  • 女子日本代表応援サイト2024
  • NBPオンラインショップ
  • 自社広告のご案内
  • 全国専門学校選手権2019

pagetopbtn