2024女子U17世界バレーボール選手権大会に出場しているU17女子日本代表は、リマ(ペルー)での準々決勝で現地8月22日(木)にペルーと対戦。3-1で勝利し準決勝進出を決めた。
決勝トーナメント1回戦(Round of 16)でエクアドルをストレートで下した日本は、アルゼンチンとの接戦を制して勝ち上がってきた開催国でもあるペルーと対戦。2セットを連取した日本は、あとがなくなったペルーに第3セットを奪われるも、逆転は許さず準決勝へと駒を進めた。この試合では工藤光莉が両チーム最多となる23得点の活躍で攻撃をけん引したほか、中山沙也が19得点、マクアリスターアイリーン心寧が15得点をそれぞれ記録し勝利に貢献した。
日本は次戦、準決勝で現地23日(金)にイタリアと対戦する。
この大会は2024年8月17日から24日(土)まで開催されている。出場16チームがA~Dの4組に分かれて1回戦総当たりの予選リーグを行い、その順位に基づいて決勝トーナメント1回戦(Round of 16)が行われ、以降は準々決勝、準決勝、決勝を行って順位を決定する。
■決勝トーナメント準々決勝 8月22日(木)
日本 3-1 ペルー
(25-21、25-15、23-25、25-17)
□ペルー戦の第1セットスターティングメンバー
工藤、マクアリスター、溝上、土岐、中山、熊谷、リベロ仙波
日本の出場選手は下記の通り。
【女子U17世界選手権大会出場選手(12人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前/所属/身長(cm)/ポジション>
1 宮嶌里歩/文京学院大女高1年/176cm/OH
2 頼冨果穂/武中3年/174cm/OH
3 マクアリスター アイリーン心寧/横浜隼人高2年/178cm/OH
4 仙波こころ/就実高2年/161cm/L ※主将
5 中山沙也/金蘭会高1年/168cm/OH
6 工藤光莉/古川学園高1年/178cm/OH
7 溝上愛那/氷上高2年/177cm/MB
8 鈴木梨那イブラヒーム/下北沢成徳高1年/179cm/MB
9 熊谷苺花/旭川実高2年/180cm/MB
13 土岐陽夏/下北沢成徳高1年/168cm/S
15 佐原菜々花/武庫中3年/172cm/S
16 吉田桜香/金蘭会高1年/168cm/OH
【監督】三枝大地(公益財団法人日本バレーボール協会)
※所属・学年は2024年8月7日時点
■U17女子日本代表 エクアドルに快勝し世界選手権ベスト8進出
■憧れの荒木絵里香さんのような選手に U17日本代表溝上愛那(氷上高)が進化する夏
■U17女子日本代表 世界選手権予選ラウンド3連勝のグループ首位で決勝トーナメントへ
■U20女子日本代表 アジア選手権決勝は地元・中国にフルセットで惜敗し準優勝