日本歴代最高順位に並ぶ5位タイの成績を残した伊藤/野口組【Photo:FISU/Matheus Sanches】
2024FISUビーチバレーボール世界大学選手権大会が行われ、ビーチバレーボール女子ユニバーシアード日本代表として出場していた伊藤桜(日本通運株式会社)/野口彩陽(フリー)組が日本歴代最高順位に並ぶ5位タイの成績を残した。
9月3日(火)から7日(土)までリオデジャネイロ(ブラジル)で開催された同大会に、女子ユニバーシアード日本代表として伊藤/野口組、男子同代表として水町泰杜/安達龍一(ともにトヨタ自動車株式会社)組と源田アシュリー(嘉悦大1年)/柏谷玲央(天理大1年)組が出場した。
伊藤/野口組は32チームを4チームずつに分けて行われたプール戦を1勝2敗で終えると、本戦ラウンド32でブラジルペア、ラウンド16でプエルトリコペアを破り勝ち上がった。準々決勝ではブラジルのKarem Kyrsten/Luiza組にフルセットのジュースにもつれ込む熱戦を展開するも惜しくも敗れ、5位タイで大会を終えた。
男子の水町/安達組、源田/柏谷組はともにプール戦で敗退。33-37位決定戦に勝利し33位タイで大会を終えた。
水町/安達組は33位タイの成績だった【Photo:FISU/Matheus Sanches】
試合結果は下記の通り。
■FISUビーチバレーボール世界大学選手権
女子
9月3日
本戦プールA
伊藤/野口 0-2 Dunsh/Hodel(アメリカ)
(17-21,19-21)
本戦プールA
伊藤/野口 2-0 Y.Q.Ge/Guo Z M(中国)
(21-11,21-11)
9月4日
本戦プールA
伊藤/野口 1-2 Aninha/Femanda(ブラジル)
(21-16,23-25,13-15)
9月5日
本戦ラウンド32
伊藤/野口 2-0 Anne Catherine/Laryssa Dalmoro(ブラジル)
(21-12,21-18)
本戦ラウンド16
伊藤/野口 2-0 Nieves/Feliciano(プエルトリコ)
(21-17,21-11)
9月6日
本戦ラウンド準々決勝
伊藤/野口 1-2 Karem Kyrsten/Luiza(ブラジル)
(20-22,21-16,14-16)
男子
9月3日
本戦プールB
水町/安達 0-2 Basey/Hurst(アメリカ)
(7-21,14-21)
本戦プールE
源田/柏谷 0-2 Florczyk/Kruk(ポーランド)
(15-21,17-21)
9月4日
本戦プールB
水町/安達 0-2 Denilson/Wesley(ブラジル)
(13-21,14-21)
水町/安達 1-2 Pedrosa/Campos(ポルトガル)
(13-21,21-18,12-15)
本戦プールE
源田/柏谷 0-2 Sepka/Sedlak(チェコ)
(15-21,10-21)
源田/柏谷 0-2 Rogers/Schwengel(アメリカ)
(7-21,18-21)
9月5日
本戦33-37位決定戦
水町/安達 2-0 Ugalde/Navarrete(コスタリカ)
(21-13,21-19)
源田/柏谷 2-0 Mauricio/Delgado(ペルー)
(21-6,21-13)
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